晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

山歩きの楽しみ

2014-06-27 04:09:14 | 花探索

山を歩いて楽しいのは まず 小鳥のさえずりがある。春から夏にかけては特ににぎやかである。岩湧山のような身近な山では ミソサザイがかしましい。よくまあこんなにおしゃべりが出来るものだ。他には 私はいつまでたってもバーダー初心者だが ウグイスはいつ行ってもさえずっている。初夏になると アオバト、が 「アオー アオー」と啼き アオゲラは 「キョッ キョッ」 ツツドリが 「ポポー、ポポー」と啼く カッコーも遠くで「カッコー カッコー」とさえずっている。ホトトギスは「トッキョキョカキョク」とにぎやかだ。 オオルリは とびっきりの美声で啼いているが たいてい見晴らしのいい高い木のてっぺんでさえずっていて 姿を見るのはめったにないのに 先日、巣だったばかりのオオルリの雛が 目の前の木々の間を行ったり来たりしていた。鳥の鳴き声はこちらのHPで鳥の名前を選んで さえずりをを聞いてください。姿はなかなか見えませんが 声の主を思うだけで楽しくなります。

 

次に楽しいのは 自生する花々を見ることです。今までその場所で見つかったことがない珍しい花が見つかったりすると 飛び上るほど嬉しいものです。「この花は何という花だ?」・・・・・とか 「よくまあ こんなところで咲いていたのね」とか。 そうでなくとも 「今年も咲いてくれたのね。」とその美しい小さな花がいとおしく 小さなデジカメで目一杯の写真を写して帰り家で再現します。そうして PCの花のアルバムに入れて、花図鑑の花の種類をを増やしていきます。きれいな花はもちろんですが 面白い花もあります。ギンリョウソウが林の中で 「ウラメシヤー~」て 出てきています。「ユウレイダケ」とも呼ばれています。「ニシノヤマタイミンガサ」というヤブレガサの仲間も芽出しが可愛いです。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の幸もうれしいですね。今頃 いろんな苺が熟れています。黄色く熟したのは おいしい「ナガバノモミジイチゴ」 赤いのは「ニガイチゴ」・・・・これはあまりおいしくなかったな。もっと里山では 春の「ノイチゴ」 がおいしいです。冬に熟す「フユイチゴ」は ちっちゃくて面倒ですが ルビーのようなきれいなジャムを作ります。 山頂のすすきの中では 採られても採られても わらびが次々と伸びてきて つい手が伸びて お土産にします。人気の山菜の王「タラの芽」はすぐに摘まれてしまいますが これは木の先を1つ目は採っても 次の一芽を採ってしまったら、たいてい枯れてしまいます。でも見つけたら採る人が多くて せっかくの山の幸を枯らしてしまいます。 「コシアブラ」は山菜の女王ですが これもたいてい芽が摘まれています。こちらは 脇からまた芽が出るので 簡単には枯れないようですが・・・・・

 

コシアブラ とわらび

 

書き出したらきりがないのですが 街では「暑い暑い」といっている時も 緑陰の山歩きはなんて涼しく爽やかなんでしょう。ゆっくりゆっくり 野山の生き物たちをいとおしみながらの山歩き。 あなたもどうぞ。

 


ワールドカップ 1次リーグ 絶体絶命!!  ・・・・・敗退

2014-06-25 05:55:23 | 日記

今 前半が終わった。

なんという世界だろう。これほど激しい戦い、私には詳しいことがわからないが、選手のこれほどの闘志。前半早いうちに コロンビアに先制され、いよいよ追い詰められた その中で前半ロスタイムで岡崎のシュートが同点にした。全員のむき出しの闘志と動き、日本の方がはるかに押していてシュートも多いのに なかなか得点に結びつかない。シュートが決まらない時の表情にこちらまで涙がこみ上げる。

後半始まる。勝ってくれ!  後半11分 相手のシュートが得点になった。絶体絶命!!

大久保のヘディング、本田のフリーキック、本田の鋭い目、 香川の真剣な厳しい目、 みんなの心が一つになって攻めている。

後半、37分 コロンビアは足の動きが弱ってきてからの得点、1:3になった。辛い・・・・・残り15分 ここからの逆転はあり得ないが とりあえず最後まで闘志を見せてくれ!!  

皆よくやった。このWCのために どれほどの努力があったことか。血のにじむような努力を重ねて ここまで来た。よくやった。全員に敬意を覚える。 選手達の口惜しさ つらさ が こちらにも伝わる。でも よくやったじゃないか。素晴らしい戦いを見せてくれた。全世界で起きている戦争ではなく この利欲のないひたむきな戦いこそが素晴らしい。  悔しいだろうが、私は全員に拍手を送る。 ありがとう。

 

 


ササユリの山 

2014-06-24 02:41:39 | 花探索

今日はササユリが咲き始めた岩湧山山頂まで足をのばした。四季彩館(岩湧山ビジターセンター)の保護活動(立札)などが実って 最近花数が増えたように思う。ササユリの香りをかぎながら 写真の被写体を探す。咲き初めの花は 穢れのない初々しい姿ですが 咲くや否や小さな黒い虫や蝶が蜜を求めてやってきて 花弁の縁をかじったり 花粉をそこいらにまきちらし あっという間に台無しにしてしまいます。それでも 香りはあたりに放って 至福のひと時です。

今の時期は ヤマアジサイが 山の木々の間を埋め尽くすように咲いています。園芸用のアジサイのように華やかさはありませんが 小さな愛らしさに足が止まります。

 

 

雨上がりのしっとりした岩湧山を楽しんできました。

 

 


憲法9条にノーベル平和賞を

2014-06-21 08:10:35 | 思うこと

友人から 署名をしてほしいと依頼があった。「憲法9条によって、70年間戦争することなく平和を守ってきた日本国をノーベル平和賞にノミネートされたので ぜひ実現するようにみんなで運動を広げていこう」というものだ。安部政権の進めている 「集団的自衛権行使の容認」「特定秘密保護法」など 素晴らしい憲法9条が変えられようとしているのだ。

神奈川県の一人の女性から起こった 「ノーベル平和賞をもらって 全世界に憲法9条の素晴らしさを知らしめよう」というこの運動はみんなの力で大きくしたいとおもいます。ネットでもこの運動に参加できます。このblogを見てくださる方も是非賛同してください。

 

 http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/11/-article-9-of-the-constitution_n_5130275.html

http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/

 http://www.change.org/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%90%84%E5%9B%BD%E3%81%AB%E5%B9%B3%E5%92%8C%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%82%92%E5%BA%83%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95-%E7%89%B9%E3%81%AB%E7%AC%AC9%E6%9D%A1-%E3%82%92%E4%BF%9D%E6%8C%81%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%81%AB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E5%B9%B3%E5%92%8C%E8%B3%9E%E3%82%92%E6%8E%88%E4%B8%8E%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84-please-award-the-nobel-peace-prize-to-the-japanese-citizens-who-have-continued-maintaining-this-pacifist-constitution-article-9-in-particular-up-until-present#share


ワールドカップ 1次リーグ2戦目

2014-06-20 08:30:55 | 日記

何が何でも勝たねばならないのは、対戦相手のギリシャも同じだ。どちらも最初の戦いは敗れているので、この試合を落とせば先はない。am7:00キックオフ。 日本の動きがいい。 死に物狂いの戦いだ。コートジボワール戦ではここまで激しい闘志は見られなかった。前半後半ともずーっと攻め続けているのに シュートが決まらない。これだけ攻めて攻めて 優勢なの決めれない。手に汗を握るとはまさしくこの試合だ。ロス時間に入っても まだ何とかチャンスを生かしたいと 素晴らしい力を見せてくれた。結果は引き分けに終わったが なんと素晴らしい戦いだったことか0。4年間この日のために全力を絞って頑張ってきて このピッチにおいても全力を絞り切ってのこの結果だ。なんと過酷な世界か。残されたのは 2勝したコロンビアに勝ち なお Cグループの他のチームとの戦い結果による。日本がコロンビアに勝ち、ギリシャがコートジボワールに負けるか、もしくわ勝った時はギリシャとの点差で勝つかの 2パターンだけだ。もちろん日本が負ければ 決勝戦への進出はない。非常に厳しい状況になった。

サッカーが 世界中挙げて熱狂的なスポーツであり そしてその中に、わずかながら巻き込まれている自分がいる。 選手のその命を懸けるほどのひたむきさに感動を覚える。

追記

上記の記載は間違っていますね。 ギリシャがコートジボワールに負ければ コートジボワールが2勝になって 同時に日本の決勝進出はなくなるんですね。 まず日本がコロンビアに勝つこと ギリシャも勝つこと。それから 点差の戦い。 日本も ギリシャも 次は負けるな!


さくらんぼの実る頃

2014-06-20 04:27:12 | 日記

さくらんぼ ・・・このつややかな可愛い実は 口に入れるのが可哀想なくらいです。イヤリングにしたらいいような赤い実が ぶーらんこ。

とても自分では買うことが出来ない果物です。毎年 このころ 山形のさくらんぼを年老いた叔母が送ってきてくれます。食べるのがもったいないような可愛い姿です。少しおすそ分けして 残りを冷蔵庫へ入れ 少しづつ食べます。あま~いね。 

さくらんぼの実る頃、ラベンダーが咲き始めました。もう夏ですね。 先日頂いたワインも おしゃれで素敵。なかなか口にする機会がなく テーブルを飾っています。 

桜桃といえば太宰治。「桜桃忌」は有名ですが、桜桃という小説は読んだことがなかったので ネット文庫で開いてみました。太宰治らしく「何か辛い苦しい」物語でした。加藤登紀子が歌う「さくらんぼの実る頃」も失恋の歌です。 もう少しロマンチックで可愛い物語にしてほしいな。


イソヒヨドリのbaby誕生

2014-06-18 08:44:03 | 野鳥観察

今春は イソヒヨドリ がずいぶん多かった。4月には朝からきれいな声で鳴き交わしていたが そのうち朝のさえずりは聞こえなくなった。どうやらカップルが出来て あちこちの住宅の庇の近くで巣が作られ、5月半ばにはひなが誕生したようだ。親鳥は せっせと餌を巣に運んでいた。巣は 換気扇の中だったり、雨戸の戸袋だったり。我が家の前の電柱の上で 大きな獲物をくわえて、用心深く人影が見えなくなると さっと巣へと飛び込んでいく。いつ見ても口に大きな餌がぶら下がっている。トカゲであったり、ムカデであったり・・・・ あんな大きな餌を 雛にどうして食べさせているのかな?

 

この前 近くの住宅の屋根で 親鳥が気も狂わんばかりに啼いていて その目の先には カラスがイソヒヨドリの雛をくわえていて 親の必死に啼き叫ぶのもかまわず 雛の羽根をむしり、その雛を食べてしまったそうだ。 うーん・・・・ カラスはごみを荒らすので嫌われもので 人間もガードが固くなって食べ物がないのだろうか? カラスは恐ろしい。

無事に大きくなった雛たちが 最近巣立ちしたようで 親鳥と一緒に飛ぶ練習をしている。 まだまだよちよちだが 昨日は 門扉の上でずいぶん長い間、休んでいた。オスかメスかわからないが まだ羽根は茶褐色で メスと似ている。そのうちオスは美しく青く色づいてくるのだろう。 これからはイソヒヨドリが顔を効かせて、にぎわうことだろう


今日の湿地

2014-06-15 09:35:07 | 花探索

この頃 湿地の事ばかり書いていますね。何度も書きますが ここは本当に小さい花の楽園に希少な花が次々と咲くシーズンで 湿地通いが欠かせません。ヤマトキソウガ終わって 「カキラン」が咲き始めました。 どんな花でも 咲き始めがきれいですね。 ヤマサギソウも 空をのびやかに泳いでいます。 サギ というより トンボというより 大空を泳ぐ クリオネ みたいかな? 

カキラン も ヤマサギソウ も ラン科ですが ヤマサギソウは ツレサギソウ属といいます。ツレサギソウ属には、よく似た花がいくつかあって 識別が難しいです。 いつまでも 花たちの楽園が守られますように。

写真は カキラン と ヤマサギソウ

  

 


ササユリ咲く

2014-06-14 07:27:55 | 花探索

6月10日になると 「ササユリの咲くころ」だと思う。以前は 住宅地のすぐ近くの山の中でも あちこちで見られたが あの楚々とした気品の高い美しい姿、香りは みんなの心をとらえ、生け花にしたり 庭に植えたいと花好きの人たちによって採りつくされた。 が、根を掘り取ろうとしても ユリ科は球根が地中深くにあるので 簡単には取れず 根が切れて せっかくの株をだめにしてしまう。 また 美しく咲いた花径をもらって来て部屋に飾っても 葉茎のなくなった球根は痩せ、葉がないので 球根を回復させることもできず 弱ってなくなってしまうことも多い。花好きたちの 身勝手なそんな失敗を繰り返しながら 今では ちょっと近づけないようなところにしか残っていない。

昨日見たい花があって和歌山へ出かけたら 林道沿いのあちこちにササユリが蕾を膨らませ 咲き始めていたのも数株あった。感激!! 咲きたての花のこの美しさは何に例えたらいいのか。うっとりしてしまう。  今朝 ちょっと裏山へ行ったら わずかに今年も咲きました。

 

 


蕨採り

2014-06-10 09:07:34 | 花探索

湿地へ行く途中に 住宅地のはずれに日当りのいい斜面がある。その下の方にはわずかな地の貸農園と 田んぼが広がっている。この頃は仕事をリタイアーして家庭菜園を楽しむ人が多く 思い思いにいろんな野菜が作られている。今は 玉ねぎやジャガイモなどの収穫と夏野菜の手入れに忙しそうだ。

その斜面はかなり広くすぐに草むらになってしまうので (たぶん市によってだと思うが)時々草刈りがなされるが その地には蕨がたくさん生える。GW頃には蕨が次々伸び出すが 住宅地のすぐそばなので毎日誰かが採りに来るようで 私がそこを通っても蕨を見ることはあまりないのだが 今頃になると雑草も生い茂り、蛇も出てくるので あまり蕨採りに来る人はいないようだ。 蛇でも 湿地にはマムシがいるので要注意だ。 私も蛇は嫌いだが 蕨が目につくとすぐ手を伸ばしたくなり ずんずん草むらに入って行ってしまう。

蕨は 2日もたつとあっという間に20センチぐらいにはなっていて 草むらの上に頭を伸ばしている。 昨日、湿地の帰りについ蕨採りに夢中になってしまった。 次から次から目について とうとう手に持てないぐらいになってしまった。 この前 岩湧山の山頂でも あっという間に 片手いっぱいになった。

蕨は やはり出始めがうれしい。 今頃になると季節感が薄れ さほど食べたいとは思わないが まあせっかくだから 持ち帰って重曹をかけて上から熱湯をたっぷりそそぐ。一晩おいたら つけ汁がきれいな濃い緑になってあくが出たところで水洗いする。たくさんあるなー・・・・・・  ネットで検索して 初めて塩漬け保存してみよう。うまくいくかな? 今年は しばらく蕨を楽しめそうだ。 

 

 


山野草を愛する

2014-06-05 05:15:04 | 花探索

6/4 に 近畿地方も入梅したとニュース。今しばらくは じめじめと憂鬱な季節だが 植物にとっては一気に成長する待望の時。 6/5の今日、当地はやたら太陽が照り付けて 「梅雨入」? って感じだが 四国では猛烈な雨が降っているようだ。 近畿地方も今日は雨が降るそうだが とりあえず晴れているうちに また 湿地に行った。棚田も水が張られて田植えを待っている。 

今週初めから ヤマトキソウが咲き始めた。 初めて見つけたのは2011年、草むらの中に10センチほどのヒョロヒョロとした草の先に 何やら蕾が見えた。なんだろう? 以前滋賀県まで見に行ったトキソウ に似ているが・・・・ ときめく胸で 走るように家に帰ってメールで花仲間に報告したら どうも「ヤマトキソウ」のようだということになった。 それから 毎年 その花を見守ってきた。最初は4株ほどだったが 今年は15株ほどの芽を伸ばし、11株に花が咲く。 その地まで20分ほどの道のりを 健康維持を兼ねて歩く。

 

素敵なHPがありました。全国で 山野草を愛する人が多いですね。