晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

足の痛みは極限状態にまで・・・・

2019-04-30 08:12:15 | 日記

29日  息子二人とその子供たちがやってきてくれるので その準備をしなければならないのだが 昨日の山行きの疲れが取れない。10日間の連休の間で 何より楽しみにしているのに・・・・   特に長男は仕事や地域のことで忙しいのか 性格的にか こちらからショートメールを入れても まず返事もない。 数日前に一言 「GWには顔を見せてください」とメールを入れたら 次男と連絡を取り合って今日来てくれることになっているのだ。 孫は アメフトをしている高2男 バトミントン部に入ったという中1女 おませになった小6女 やんちゃ盛りの小3男 かわいい盛りの2歳男。  高2になった孫は来てくれるかな? 全部で9人になるのかな?

早朝から台所に立って、鮭寿司、筍ご飯、好物の「牛肉のたたき」は特にたくさん。 一通りの目途をつけて、後は果物と アレルギーの強い2歳児用に新鮮な魚を買いにスーパーへ。 歩くのはつらいが車なら平気だ。

昼頃 次男一家が車でやってきて 続いて長男と子供2人が飛び込んできた。こちらは電車の駅から50分の道のりを「歩いてきたよー」  駅から歩いてくるのは初めての経験だ。 孫たちも大きくなったものだ~  お正月以来で一段と背が高くなっている。 来るなり 次男の子供たちと ボールを持って公園へ出かけて行った。元気だなぁ、、、、、

昼食、夕食(夕食は嫁と一緒にグラタン8人分)、入浴、を済ませて雨降る中 次男の車で大阪市内の家まで送ってもらい帰宅したが こちらの足はもうのっぴきならない状態になっていた。 普段にはない大量のバスタオルなどを洗濯機に入れて 鎮痛剤を飲み 湿布を貼って床に就いた。もう痛みは限界だと思ったが、それでも平素淋しい一人暮らしにはうれしい一日だった。  明日には回復するかな? 

今日目を覚ますと 脚の痛みはまずまずおさまっていた。 いつも一晩眠ったらたいてい痛みはなくなる。 ああよかった。今日は休養日に充てよう。 玄関にゴムのボールが転がっている。「ああ、また忘れ物。あれほど忘れ物がないように」といったのに、、、

おばあさんのGWの一日でした。 世の中のおばあさんは たいていこんなGWの一日を過ごしておられるのでしょうね。

 

 


GW10連休突入 久しぶりに山歩き。

2019-04-29 04:52:54 | 山の話

今年は天皇の退位と新天皇の即位により GWが10連休となった。 思えば私たちの若いころはGWは「飛び石連休」などと言ったものだが ずいぶん休日が増えたものだ。「どこかへ出かけよ」と言わんばかりの政策で 日本国中大渋滞になることだろう。幸い季節もいいので 私も久しぶりに山歩きをしてみよう。 私の足がどれぐらい持つかだが、お天気は 予報通りのすっきりした青空にならない。 晴れるのを期待してお昼ごろ出発。 

新緑が美しい。誰も来ない岩湧の秘境? ゆっくり歩き始める。 「タチツボスミレ」や「シハイスミレ」がまだ咲き残り 厚く積もった落ち葉の上には「ヤブ椿」の赤い花が落ちている。その周りにはたくさんの新しい芽が落ち葉の下から顔を出していろ。何の芽かな? 桜の花びらは 昨日の強風でどこからか飛んできたのだろう。 遠くで「アオバト」 が「アオー、アオー」と啼いている。だあれもいない山道をゆっくりゆっくりのぼる。

 

 

 

 今日は行楽日和になると天気予報で言っていたのにずーっと薄曇り。大樹の下では たくさんの「フデリンドウ」が花をつけているが 青空にならないとその花を閉じたままだ。これを見にやって来たのに・・・・ 快晴の下では サファイアをぶちまけたようになることだろう。 

 

あの花も見たい この花も見たい。 足はさほど痛みもなく 何とか帰るまで持ちますように。  

ずんずん足が痛くなり歩くのがつらくなってきたが ひと気のない山では遠慮なくゆっくり歩かせてもらう。スタート地点にやっと戻ってきたのは5時半になっていて 駐車場には私の車だけがぽつんと取り残されていた。 脚の痛みは杖にすがって何とか持ちこたえた。 また山に行けたことがうれしかった。


エビネも咲きそろいました

2019-04-27 10:08:11 | 日記

エビネも大好きな花です

この花が 山の中で固まって咲いているのを見つけた時のドキドキ感、、、、  誰にも知らせずそーっと内緒にしておきたい気持ちでした。 愛好者が多く園芸化され 交配を重ねていろんな色のエビネが生まれました。 時々愛好家による展示会が行われているのに出会いますが つい自分の手元で育てたくなります。 

これは道路工事から救出した「ジエビネ」です 

 


今年も見事な花を付けました

2019-04-23 07:01:41 | 日記

この時期は 朝起きて庭に飛び出すのが楽しみだ。

今 私を楽しませるのは 「ヤマシャクヤク」 と「エビネ」 そして「ボタン」だ。 「ヤマシャクヤク」もそのやわらかい清楚な花は素晴らしいのだが 「ボタン」は「妖艶」と言おうか、そのあでやかさに息をのむ。数日前にはまだしっかりとした蕾だったのに 日に日に大きく膨らんでいき 5輪のうち 今日は一番花が開花した。 

昨日(22日) am10:00

23日 am6:30

am 8:30

  

23日 pm2:30 今日の暑さで一気に4輪開花してしまいました

24日 pm2:00

 

 

こちらは「ヤマシャクヤク」 楚々とした 気品高い花です。

 


森の木陰に咲く 

2019-04-22 16:21:24 | 花探索

初夏の花たちが爛漫だ。 今日は仲間のお知らせもあって 花の様子を見に行った。 日差しは真夏の様相だが 森の木々は新緑真っ盛り。濃い緑、浅い緑 所々に山桜がまだ残り花で山を飾っている。うっとり見とれるような美しさだ。様子を見たかった花は「イチリンソウ」。一時ごっそり盗掘されてあの美しい花園はもう見れないかとがっかりしたこともあったが 今ではすっかりその穴も埋まり 斜面のあちこちにも花を咲かせている。この美しさは 明日ではピークを過ぎていたことだろう。満開で 蕾の一つもないが その優雅な美しさはたとえようもない。 いつまでもこの花園が毎年花を咲かせてくれますように。

森に咲く「イチリンソウ」の群落

「山笑う」

この桜は 山桜? 小さな一重の花がかわいい。


樹木の生命

2019-04-18 09:33:03 | 観察日記

もう初夏の陽ざしだ。 庭の木々もどんどん新芽を伸ばす。 それにしても樹木の生命力には驚かされる。

屋久島の縄文杉は 樹齢4,000年になるが今も健在で、縄文の時代から人々の営みを見続けている「生き字引」だ。 話すことができたら 日本の4000年もの歴史を、そして人間のあり方もその目で語ってくれるだろうに。

我が家で一番古い木といえば 「ハゴロモ」という紅葉だ。樹齢50年ぐらいだろか?  この木も我が家の歴史を見守り続けてきた。そのモミジが小さい庭には大きくなりすぎて 一昨年 息子がバッサリ剪定してくれた。 すると今年は その老木(と思っていたが)の幹から新しい芽が どんどん吹き出している。 幹は曲がりくねり、ひび割れ、ガサガサの木肌なのに そこから新しい命を生み出している。新しく生まれる命って希望に満ちてすばらしいですね。 

 

今年もたくさんの花をつけて 樹齢を重ねるのですね。

 

 


春の山菜 コゴミ

2019-04-16 09:47:05 | 日記

春は山菜の季節だ。 雪国や 山国では 雪解けのあとから生えてくる山菜採りは何にもまして楽しみだ。 私は山国育ちでも 雪国育ち でもないが 子供の時から土筆摘みが好きだった。子供が幼いころも よくわらび採りに出かけた。車で1時間ぐらいの和泉丘陵までお弁当持参で出かけるのが楽しみだった。 ワラビはほとんどとれなかったが太陽がさんさんとふりそそぐ丘では 手足をいっぱいに伸ばして 一日過ごした。

当地に越してきてからは 苦労せずにわらびの生える斜面で夢中になって摘み 摘んだ山菜は食卓を飾った。 ワラビは酢の物に 蕗の薹,ヨモギ,タラの芽は天ぷらに イタドリはきんぴらに ゼンマイは手間がかかるがビビンバに。 今はひとり身になって 歩き回る自信もなくなって 以前のように あちこちにわらび採りに出かけることはないが 庭でコゴミが頭を出す。

コゴミは 東北地方の宿で食事によく出される山菜だ。 [コゴミ」 と聞くだけで雪国の春を思う。 そのコゴミは 図鑑でみると全国で生えるそうだが この辺りで見ることはめったにない。 ところが奈良県や和歌山県の山間では群生しているそうで それを貰ってきて山麓の貸し農園に植えた知人がいる。 どんどん増えて、、、、 と困ったような顔をしておられたが何株かもらってきて庭の隅に植えたら 毎年芽を出してくれる。 その形が何ともかわいく大好きな山菜だ。 我が家のコゴミは栄養不良気味でひ弱だが 天ぷらにしていただこう。


オドリコソウ(踊り子草)

2019-04-13 11:42:08 | 観察日記

今日はいいお天気だ。どこかへ出かけたいが 「脚が痛くならないか」 という心配があって 庭で太陽を浴びながら過ごしている。

これからひと月ほど、我が家の庭は百花繚乱となる。エビネが太い蕾を持ち上げて来たし ボタンも大きな蕾を日に日に膨らませ 色んな花が出番を待っている。プランターではサニーレタスや 小松菜が元気に育っている。 そんな中で庭の片隅に オドリコソウが咲いた。 かわいい花だ。 一歩家をでると 外来種の「ヒメオドリコソウ」が春になる前からどこにでも咲く。 あまりにたくさん生えているので雑草のように見えてくるが これもよく見ると小さな「踊り子」がいる。

が 日本古来からある「オドリコソウ」は全体にもう少し大きく 花笠を被った踊り子らしく見える。

以前 佐渡島へ行ったとき 道端の雑草の中で白いオドリコソウが咲いていた。いつもヒメオドリコソウばかり見て来た私はとても新鮮でうれしかった。 数年前 高野山への巡礼の道にある神社の周辺で このオドリコソウが雑草のごとく咲き 引き抜かれていたので 「こんな身近なところにも咲くんだ」と捨てられていた苗をもらってきて植えたら根付いて、今年も少しピンクがかったかわいい踊り子がたくさん踊っている。

周辺の山は 満開を過ぎた桜のピンクに染まっており 山肌の木々も新芽が太陽のもとできらきら輝いている。木々の新芽は 黄緑 オレンジ 茶 など色とりどりに 青空の中で風景画を描いている。 「きれいだなぁ~」 こんなに美しい自然の中で生きることができるって、幸せなことですね。 


シュンラン(春蘭)

2019-04-06 01:50:47 | 日記

今年はとりわけ シュンランの花つきがいい。

シュンランは 日本中のどこの里山でも見られる花のはずだ。 当地でも 私たちが40年前に引っ越ししてきたころはすぐ裏山にも咲いていた。 それが今ではめったに見ること出来なくなった。 都市近郊の低山などでは 登山者などに見つかると盗掘されるからだ。私もここに越して来た時 裏山で掘って庭に植えたことがある。その頃、それがどれほどいけないことか 思い馳せることがで出来なかった。そしてその株はほとんど花をつけないままずんずん衰退していった。 ここ20年程 野草を観察するのが趣味になって 野生の花がどれほど大切なものか感じるようになった今では 花盗人に「どうか採らないでください」と切に願う。

以前、奈良県の山間部の道端でシュンランの鉢が売られていた。 プラスチックの直径15センチほどの鉢に花が7本もたっていたので 思わず買い求めてしまった。(こんな地採りの花を買う人がいるから 山から採取してくる人がいるのだ。猛反省!)それから7.8年たっただろうか? 鉢を大きくし 年々株が大きくなって なんと今年はその株から 30本も花が立ったのだ。 何がいいのかわからない。日当たりがいいのか 素鉢がいいのか  こんなにたくさん花を付けたらありがたみが失せる。 そしてこんなに花を付けたら株が弱るだろうと 早々とすべて花を切ってしまった。そしてその花を塩漬けにして「蘭茶」を作ろう。 桜茶 や 蘭茶 を飲むなんて 優雅ですね。 どうぞ飲みにいらしてくださいな。

これぐらいが楚々としていいですね

大株になって30本も花を付けました

蘭茶を作りましょう

これを塩水につけて1週間待つと、、、、

あとは塩をまぶして乾燥させると出来上がり・・・・とのこと。 お楽しみに