今年は「ウメバチソウ」がたくさん咲いています。今朝も その湿地に行ってみました。一昨日 「こんな端っこにも咲いている」と喜んだその花がなくなっているのです。じわじわと水が流れ 土は柔らかくなっていて 盗りやすかったんだとおもいます。長年 立札をして保護してきた住宅地に隣接する湿地で こんなことがあるんですね。 たくさんあるから とでも 思ったのでしょうか? 今では ほとんど見ることができなくなった植物で 野草の販売店などでは高値で売られているのですが・・・・ とても残念です。
さておき 「ウメバチソウ」は 変わった構成をしています。 花弁、仮雄蕊 雄蕊 雌蕊。 まつ毛の先にまあるい涙があるのは 「仮雄蕊」です。雄蕊が退化して 花粉を作らなくなったそうですが 根元から蜜を出して 虫を呼び込む働きをしているそうです。まるで芸術品ですね。雄蕊は 中心の雌蕊を包むようにあり それが 毎日1本づつ開いていきます。 ドラマチックですね。
ウメバチソウの仕組みについて詳しく書かれたHPがあります。興味のある方は見せてもらってください。