今、ワインの展示会から帰ったところです。珍しくフリウリのピニョーロの試飲がありました。このワインは非常に気難しいと言われていますが、ステンレスタンクでチャチャと造ったような軽やかに感じました。しかし、其処はピニョーロ、目の前に直角の壁が立ちはだかるような緊迫感ある味わいがあります。それにしても、すぐ飲めてしまうピニョーロは肩透かし遭ったような感じがします。
手前から2番目のワインは、シチリア州エトナのピノ ネロ、3番目はネレッロ マスカレーゼ。ネレッロ マスカレーゼはブルゴーニュに例えられた時期がありましたが、ミネラル感がちょっと違うかな、と思っていました。しかし、相通じるものを感じるワインでもあります。今回は初めて飲み比べが面白い関係になっているように思えます。各1ケースを発注しようかな、と思っています。