今回、抜栓したイタリアワインはヴァッレ ダオスタ プティ アルヴィーヌ “Vig. ロヴェッタ”(Valle d’Aosta Petite Arvine “Vigne Rovettaz”)2010年です。
一ヶ月前に同じワインを抜栓しました。前回は確たる根拠がありませんが、ピークを過ぎた後の、姿がちょっと心配になりました。しかし、今回のプティ アルヴィーヌは四隅にまで端整な香りと味わいは、前回の心配を払拭させてくれます。変化と言えば、ミネラリー香りを拾うことが出来ませんでしたが、杉のような木の香りを感じとることが出来ました。酸を殆ど感じないノーブルなプティ アルヴィーヌは前回と同じ。ワインを楽しむに徹した飲みかたが、お似合いなのかも知れません。