亀甲文図鐔 (鍔の歴史)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/44/a659d1473cbcb206577d42d8f113d31b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/01/bf67c4dfafb3e0dc4533b27caf8c01bc.jpg)
亀甲文図鐔 直鏡(花押)
直鏡もまた直勝の門人だが、やはり鐔のみで刀を見たことがない。この鐔は、鐔の造形も信家をそのまま手本としている。横幅は縦に比較して短いのだが、素見するとわずかに横長に感じられる。時代の上がる鐔には、実際に横長の例がある。この点を考慮したものであろうか興味も一入である。鉄味も良い。鍛え強く鎚の痕跡も良く残し、焼手によってそれに変化を与えている。打返耳に加えて二重式に仕上げ、耳際には唐草文を廻らせて独創的一面を示している。裏面はこの文様を意図的に崩して変化を求めている。80ミリ。
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亀甲文図鐔 直鏡(花押)
直鏡もまた直勝の門人だが、やはり鐔のみで刀を見たことがない。この鐔は、鐔の造形も信家をそのまま手本としている。横幅は縦に比較して短いのだが、素見するとわずかに横長に感じられる。時代の上がる鐔には、実際に横長の例がある。この点を考慮したものであろうか興味も一入である。鉄味も良い。鍛え強く鎚の痕跡も良く残し、焼手によってそれに変化を与えている。打返耳に加えて二重式に仕上げ、耳際には唐草文を廻らせて独創的一面を示している。裏面はこの文様を意図的に崩して変化を求めている。80ミリ。