阿弥陀に亀甲文図鐔 (鍔の歴史)


阿弥陀に亀甲文図鐔 岩井安董
岩井安董は盛岡の甲冑師。その技術を用いて信家を写した作。鍛えのよい鉄地を打返耳に仕立てて木瓜形の構成線に変化を付け、まさに時を経て崩れたような風合いを演出している。上部に腕抜き緒の小穴があり、太刀鐔としても利用できるよう工夫されている。地には鎚目を打ち、放射状の鑢目を加え、亀甲文は毛彫、裏面には文字を、これも信家に倣って鋤彫で表現している。90ミリ。


阿弥陀に亀甲文図鐔 岩井安董
岩井安董は盛岡の甲冑師。その技術を用いて信家を写した作。鍛えのよい鉄地を打返耳に仕立てて木瓜形の構成線に変化を付け、まさに時を経て崩れたような風合いを演出している。上部に腕抜き緒の小穴があり、太刀鐔としても利用できるよう工夫されている。地には鎚目を打ち、放射状の鑢目を加え、亀甲文は毛彫、裏面には文字を、これも信家に倣って鋤彫で表現している。90ミリ。