新笠通信 奄美電信版

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2013-09-22 08:45:58 | Diaries
奄美市長選挙や衆議院選挙のたびに町内全世帯を個別訪問して徳洲会を支持するかどうかしらみつぶしに調べるのはほんとにもうやめてください。

後援会にはいるのを拒んだらどれだけひどいめにあわされるかわからないという底知れない恐怖をもっと日本の国民たちはわかってください。

ブログ 新笠通信 2009年10月27日 「署名を規制すると大幅な改善が期待できます」 を再掲します
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鹿児島県奄美市の笠利町地域の選挙運動にはこのような特徴がみられます

奄美市に合併する前は大島郡の笠利町であった地域に限った例です

今回の場合だと、選挙の前には朝山毅という候補者の後援会に加入するよう勧められます

笠利町に在住している有権者ほとんどすべてに、選挙前1ヶ月の頃に朝山候補後援会に加入するかどうかの意思確認が行われます

後援会の運動員が持参してくる後援会加入者名簿に署名することによって後援会に加入したことを勧誘された本人が認めるということになります

署名を集めてまわる後援会の運動員は、地域の全世帯を一軒一軒まわってお年寄り世代を中心に各年代から署名を集めます

今回立候補予定の元笠利町の町長=朝山候補を応援する後援会に加入する署名を地域に在住しているすべての世帯の各個人から募ります

運動員は訪問した先で、その場で署名用紙に氏名を記入することを求めます

後援会に加入するかしないかどうかを訪問した先でその場で即決するように促してきます

その場で署名するということは、後援会の会員として名を連ねるということになります

署名用紙(後援会加入者名簿)には一枚の用紙に数十名の氏名が記入できる空欄があり、その空欄は近隣の各世帯で書いてもらった署名でほとんど埋っているみかけになっています

ほうぼうで集めてきた直筆の署名らしいものの一覧を見せながら、その場で署名するのかどうかという意思表示を運動員はせまってきます



ここの地域に限っていえば、町在住の有権者は、選挙前に勧誘を行っている立候補者の後援会に入会してから、投票日当日を迎える。というように、選挙日より以前に、自署による意思表示をせまられることが避けられなくなるような状況におかれています。奄美群島の一部地域だけでしかみられないような特殊な選挙活動が行われているといえる状況になっているといえます。

特殊な事情を例にしてひとつあげるとするならば、それは、後援会への加入率、これが想像もつかないほど、高い。ということがあげられるといえます。

実際の選挙そのものの投票率、おおむね80%台が記録されるというのもさることながら、選挙日までに誰もが後援会に入会しているといえるほどに、加入率が高いということがいえるのではないでしょうか。

立候補者が2人の選挙戦であるとするならば、有権者のほとんどがいずれかの陣営の後援会に加入した状態で、選挙日当日を迎えることになるといえます。


後援会の機能としては、加入者の名簿管理というのがひとつあげられるといえます

奄美群島各島に赴任してくるような公務員には考えられないことかもしれません

町内すべての集落で、後援会の会員名簿が運動員によって作成されることになります

後援会は、誰が署名をした、誰が署名しなかったというようなことを、各集落の運動員が集めてきた署名を集計、インデックス化(50音別、地域別などにわけて記録)することで、すぐに調べることができるようになります


この地域の選挙の特徴は、後援会加入にあるといえます

地域に古くから住んでいる人は、どちらかの陣営の後援会に加入したことの証拠にもなる署名というものは選挙のたびに毎回書かされるものだというような感覚でいる点に特徴があるのではないかと考えられます


古くから住んでいる住民のほとんどが後援会に加入することを勧められた上で投票日を迎えるというような現状にある中で、署名をしないという意思表示を運動員に対して示すことは、その場で特定の候補者への投票を断るという宣言をしたこととほとんどかわりがないこととして受けとられるといえます

きょうは奄美警察署の人にも奄美市の選挙管理委員会の人にも立候補を表明している朝山、指宿両陣営の人にも私が言いたいことが伝わることを期待しています

奄美市長選挙とは関係のない地域外の日本人にもわかるように一生懸命丁寧に説明しようと試みているわけです


奄美市笠利町では、朝山氏の後援会に加入するかどうかといったことは各集落の運動員によってもうすでに調査されている

といいきれるともいえます

いいかえると、朝山氏に投票するかどうかといったことは、各集落の運動員によってもうすでに集計されているというような感じになります

朝山氏に投票するかどうかは、後援会に加入を勧めるついでに署名することも要求することで、だいたい調査できるということになります


町内全世帯を一軒一軒戸別訪問、署名運動してまわるということには、選挙前に後援会側の立候補者がどれほど得票できるかある程度予測できるようになるというだけの意味はあります

奄美市の選挙管理委員会が、後援会加入の意思表示とあわせて署名までをも求めるという勧誘のしかたには改善の余地があると認めると、より公平性、透明性の高い選挙が実現されることになります

選挙管理委員会のあり方に積極的な意見がよせられると、より健全な選挙運営が実現されるのではないでしょうか

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(奄美市議会議席番号)
1 西 公郎 ニシ キミオ
2 安田 壮平 ヤスダ ソウヘイ
3 川口 幸義 カワグチ コウギ
4 栄 ヤスエ サカエ ヤスエ
5 師玉 敏代 シダマ トシヨ
6 多田 義一 タダ ヨシカズ
7 橋口 和仁 ハシグチ カズヒト
8 向井 俊夫 ムカイ トシオ
9 渡 雅之 ワタリ マサユキ
10 戸内 恭次 トナイ キョウジ
11 関 誠之 セキ マサユキ
12 大迫 勝史 オオサコ カツシ
13 与 勝広 アタエ カツヒロ
14 叶 幸與 カノウ コウヨ
15 奥 輝人 オク テルヒト
16 平川 久嘉 ヒラカワ ヒサヨシ
17 栄 勝正 サカエ カツマサ
18 竹田 光一 タケダ ミツカズ
19 渡 京一郎 ワタリ キョウイチロウ
20 元野 景一 モトノ ケイイチ
21 里 秀和 サト ヒデカズ
22 伊東 隆吉 イトウ リュウキチ
23 竹山 耕平 タケヤマ コウヘイ
24 崎田 信正 サキダ ノブマサ