新笠通信 奄美電信版

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奄美市瀬戸内町天城町は どうして 自衛隊誘致合戦を展開するに至ったのか 種子島横 馬毛島への布石か

2014-06-17 18:52:21 | Diaries
奄美諸島復帰運動に参加した99パーセントの住民というけど、いまだに99パーセントの住民は真珠湾で殺された人間に対して手を合わせてから物申すという器量も備わっていないでしょう。

アメリカの在日公館には押しかけていけるのに、満州や真珠湾で攻撃を始めた人間たちに抗議をしなかった。
アメリカに交渉をする前に、戦争を始めることを決めた執行部に対して 言うべきことを言ってからアメリカに注文するということが先だろう。

奄美大島の指導者たちは、何年たっても「占領されるようなことをしなかったか」という疑問にはまったく触れようとしません。
祖国復帰運動は断固として続けても、真珠湾攻撃のような奇襲、宣戦布告は、今後、なんとしても阻止する、強制収容所に拉致されガスを浴びせられようが、なんとしてでも、阻止する、という心意気、信念が、まったく感じられないため、内外他の地域の共感をよぶことはまったくありません。

何年たっても真珠湾で殺された人をはじめ、南洋地域で殺された外国人に手をあわせようとする懐の深さがまったく備わってきていないのは他の地域でも同じでしょうか?

われわれは純粋な被害者だの一点張りのほかに、なにも伝わってくるものが、訴えかけてくるものがないことは、とても残念なことです。

わたしたちは何も悪いところはない、落ち度はないと決め込んでいるから、旧日本軍の意向に抵抗した人の中に、こういうことになった住民が多く見られましたという説明がまったくでてこなくなっているのです。

政府を掌握した軍事政権がもう一度真珠湾に奇襲、先制攻撃をかけると決めたら、わたちたちの町の議会も全会一致で先制奇襲を支持しますというような 軍の下部組織として組み込まれた構造になっています。

現政権は、反戦活動家の動きを 逐一監視できるよう 予算をあて 積極的な活動妨害に取り組むという姿勢が、これまでの人事行動からうかがい知ることができます。

執行部に抗議したら、このような殺され方をしたという説明を実現することが何よりも大事なことなのです。