新笠通信 奄美電信版

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道場やぶり

2016-02-28 21:12:23 | Diaries
拝聴してまして、彼はいろんな縄張りで手あたり次第に、産業政策、産業保護、産業育成には難癖があるといった挑戦、指摘をしてまわっているとお見受けしました。

保護・税制優遇の網をはずすにふさわしい対象というものがなければ、そもそも制度にはならないわけで、制度をはずすと地球上の誰がもっとも恩恵を受けるかというのは
何千年も前からしてもたいして変わってはいません。

市井では、私の日々の生活は、たばこやアルコールでは効かないんだよと公然と切実に訴えている声もちらほらと聴かれます。たばこやアルコールといった化学物質の裁量を
よこせと言う声なのですね。

欲しいという気持ちがあることは事実なのでしょう。欲しいといっている人と必要と判定する人が同一人物だと、どのような問題が発生してくるでしょう?

自分のために欲しいという気持ちがある時点で、判定者としての評価能力を大幅に損ない、厳格な要件に目をつぶるといった項目がいくつも出てきて、そのうち
いつも通りとは違った判定を行うことに慣れてしまうことになります。

話をもとに戻して、必ずしもこのような議論、指摘があってはならないということではなく、外からはこのように見えるという声を誰かが聞かせることも大事なことでしょう。