新笠通信 奄美電信版

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たましいの成長

2016-07-16 09:54:45 | Diaries
19歳そこらで命令通り突撃して肉体を失った彼らに、
それ以降も、こころとからだの成長があるとするのなら、
みぎもひだりも世間も世界も知らなかった彼らが、
なぜ、命令通りに突撃したのだろう?
という疑問に到達するときが必ずきます。

そのように進行していく、成長、展開というものが必ずあるはずです。

どこぞであおうということではごまかしがきかなくなってくるのです。

鎮まっていないのです。

鎮まっている者も、鎮まっていない者も、今どこでいるべきか、

鎮まっているから、鎮まっているなら、不要、

鎮まっていないから、鎮まっていないなら、必要。

な生きている人間によるなだめという当然のなりゆきというものが

生じてきます。

彼らはまだ成長を続けているため、鎮まっていると思われていたような状態から
鎮まっていないと思われる状態へ態度を変えたりしながら、対話を続けていくことになります。

未熟だったから、鎮まっていた、しかし、もはや未熟でないという、彼自身の魂をとりもどしたとき、あの状況で鎮まっていたような彼は本来のわたしではない、という証明を行ってきます。