新笠通信 奄美電信版

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この運動会に自己責任などない。すべて主催者側に責任がある。

2016-10-08 19:27:19 | Diaries
小さい集落で敬老祝賀といった目的で格闘技競技が開催される。
トーナメントといった形式で勝ち負けに注目して進行されるが、
個別の対戦で生じた、捻挫、ひび、骨折といった記録が残されたり、追跡された試しはない。

小学校学区にはいくつかの集落があるが、全ての集落から選出された選手による
格闘技競技が開催される。
格闘技ではないが、小学校運動会に一般成人が参加する競技といったようなものはよく知られているのではないだろうか。

そこでも、競技成績については、集落ごとに、総合得点はどうなる?といった形で競い合っているため、
集計されるが、

個別種目で、目視でわかる怪我、目視ではわからない怪我といった記録が、集計、発表、追跡された試しはない。

主催者、監督者が怪我のカウントをしていないにも関わらず、大会要項、募集要項だけを、粛々と進め、いわば、式典として体裁、格好がついた状態で、滞りなく終了。と、あなたとわれわれは、なんら権利義務関係、因果関係が生ずることなしに、行事を終えることができました。と一方的に宣言するのは、いかがなものか。

怪我と主催者側の関係といった説明を受けた試しのある人間、説明できる人間はいるだろうか?

私は、同じ年齢ぐらいの、伸び盛りの中高校生が、競技種目で争っているのを見ていて、
明らかに、栄養失調といった要因で、心身の発育の差が目立ってしまった部員を、
順調に成長し、もはや強靭に鍛え上げられたといったレベルに達している生徒とごっちゃにして競技させていたら、治療もろくに受けられないような生徒が年がら年じゅう故障させられて踏んだり蹴ったりの状況になるのではないかとふんでいる。