新笠通信 奄美電信版

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法人税の前と後

2007-06-28 23:25:45 | B4
結果的に法人税を多く払えるように工夫する人と法人税を有効に活用できるように工夫する人に分かれてしまいます

地域によって県民性に差が出てくるのは法人税の前の部分を得意とする種族と法人税の後の部分を得意とする種族に分かれてしまうからです
法人税の前の部分を担当している地域は1人につき何人もの日本人を扶養する負担がかかっています
法人税の前の部分が機能していないと法人税の後の部分の種族は存在し続けることができるわけがありません

法人税とは会社が1年間に獲得した利益に応じて徴収される税金のことですね
会社が儲かっていないと社員から所得税を徴収することも会社から法人税を徴収することもできませんね

離島の特徴は法人税の前の人種が存在しないことです
会社の売上の内訳は歳出とよばれる法人税などから得られた税金を配分した所得から流れてきていたり法人税などから得られた税金の利用目的を社会基盤整備とした予算から流れてきているので純粋な法人所得ではないのです
純粋な法人所得とは日本製として供給されたものから発生している所得なのです
よい物を公正な価格で国外に提供した結果得られるお金が純粋な法人所得です

国内の需要だけに対応して循環させているだけでは経済規模が拡大することも縮小することもありません
国外との取引が存在していなかったら国内各所で見られる経済規模の波は狭い限られた市場の中だけのパイ争いにしかなりません

法人税を払う種族と法人税を再分配する種族に分けられるといえます

この分類を行なうとそれぞれの地域が特徴として持つ県民性を浮かびあがらせることができます
法人税を払う役割を極端に苦手とする地域が発生してくるということです

法人税を払えるような競争力を持つには商品開発力が必要になります
新しい物を生み出す作業は革新的なアイデアを身につけられる環境や新しいものを積極的にとりいれることに柔軟な環境が用意されていないと開発に向く人材は発生しません

積極的な所得の獲得が目指されない法人税のようなものを活用する側の機関では市場を意識した競争に向かないようにできています

利潤の最大化を目的としていない機関が市場で競争する動機などはまったく見当たらないからです

原資が税金であるような機関では市場世界の現実を肌身で感じながら対応することは難しいことといえます

目的が純粋な法人所得でないような地域では重点が法人税を含む税金の有効活用が目的となってしまいます

税金の有効活用を模索する活動が中心となっている地域では市場性のある競争が発達しません

それが得意な分野であるとすればどの地域より税金を効果的に活用できることを特徴とする地域を目指してゆくことも考えられます

公的な予算とは無関係な所得からの法人税を払うことが極端に不向きとされる土壌ができあがってしまっています

市場性の競争を特に苦手とする地域からは新しいものを生み出すような人材は発生しにくくなります
市場で通用するアイデアを出せる人材が発生しなくなります

事業体は実質的に国営や県営や市町村営のようなものであるといえます

他地域の法人税を払っている種族との交流を密にしないと国内外の市場経済から何十年も遅れをとるようなことになってしまいます
日本を代表とするような事業体との交流がさかんでないということは危険なことであると思われます

法人税については今日はここまでです

地域外の法人税を払っている主体の存在をおろそかにしていたら協力者を得られなくなります
県内の公的な機関より優れた組織運営がなされている事業体をより多く発見し多くの人に知ってもらいさらによい関係性を築いてゆくことが不利益なことにはならないと考えます


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