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育ちの悪さは あなたが選択した競技種目・演技種目の練習だけでカバーできるか?

2021-03-05 18:30:31 | Diaries
およそ、師と位置づけられる先生は、たまたま受け持った子の 育ちの悪さを目の当たりにすること しばしばであり、
育ちの悪さなりの進路を甘受させるか 選択することになると思います。

育ちが悪いという 認識を持たせるかどうかがすべての始まりであり、当の本人は そんなこと夢にも思っていないこともあります。

偉そうにしているおばかさんの背中をみて育っていることも多く、それがそのご家庭のやり方、文化ということもあるでしょう。

ともかく、まわりに悪い手本しかなく、それが普通だと思っているとすれば、異なる文化を継承している人と接触し、この子、変な癖があるな と思われて、指摘を受けることではじめて、私って変なのかな?とはじめて意識していくことになります。

ここで、育ちの悪さは 彼が選択した競技種目・演技種目の練習だけでカバーできるか?を考えます。

特技を伸ばしたら、育ちの悪さから生じる違法行為・対人トラブル等はすべて無罪放免とできるか?

特技の猛練習だけでは、この人のこういうところは絶対に真似したくないと周囲に感じさせる印象は絶対に消失しません。
この人と関わり合いにならなくてよかった。という感想はなくならないことになります。

育ちの悪さの解消は、育ちの悪さを解消するとっかかりとなる 考え方を修正するといったところから 地道な作業を 積み重ねていかなければなりません。

若い頃についた変な癖をすべて列挙しないかぎり、育ちの悪さを矯正する練習には絶対にたどり着きません。

考え方、思考がかわっていかないと、あなたはお行儀が悪いといったことはまず認めようとしないでしょう。

むしろ、変な癖などないと、育ちの悪さを絶対に認めない、直す必要があるところはどこにもない、と決裂しておしまい。ということになりやすいでしょう。


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