新笠通信 奄美電信版

 Copyright (C) 2010 shinkasatsushin All Rights Reserved.

南十字星観察日記15日目

2007-06-15 21:50:04 | B3
こんばんは ふたご座のおとこです

今日もあまり雨が降りませんでしたね
ここ数日は風向きが完全にかわりました
南西から吹いています

今日は6月でもっともクリアな星空でした
水平線のほとんどぎりぎりまで星の光をとらえられることがわかりました

今日はじめて見えた星を報告します

ケンタウルスの前足の一等星を2個とも確認しました
さそり座を完全体でとらえました

南十字星の頭と左側の一等星を確認しました

私はケンタウルスが右方向(西)を向いていると先日まで勘違いしていました
ケンタウルスは左方向(東)を向いていたのです

南十字星の上方にかかっている星はケンタウルスの後ろ足でした
今日はじめて確認した一等星2個は前足です

6月15日(金)あめくもりはれ 風向き 南西から東北へ
観察時間 19:45~20:43
観察場所 北緯28度24分 東経129度40分
午後7時45分 沿岸より南の沖1キロ以内の地点で中型船舶が停止していることを確認
        観察終了時点までほぼ同一地点に停船
        また中型船舶の若干東側の地点で小型船が停船していることも確認
        いずれも漁船ではないと思われる
午後8時12分さそり座のしっぽを確認
午後8時36分さそり座を完全体で確認。南十字星のてっぺんの星は赤く光っていることを確認
午後8時43分ケンタウルス座をほとんど完全体で確認

奄美大島本島で南十字星座の頭と左を肉眼で確認できることがわかりました

今日水平線上にはじめて見ることができた星の数は数多くありました
一等星を3個もはじめて確認しましたが水平線まぎわに見えるので全然明るくありません

南半球では南十字星が沈む夜はないそうですね
北緯28度では数時間で沈んでしまいます
北半球での北極星と同様に南半球では南十字星が重要なしるしとなっているようですね
北と南がわかればこわいものはありませんね
ありとあらゆる地点で道しるべとなる絶対的な基準がわかるということの意義はとてつもなく大きいということですね
星の位置ほど万国共通の指標といえるものはないでしょう
絶対かわらないものといものは信用できるということですね
普遍性がある絶対基準というのが万民のよりどころとなるささえとなりますね
道に迷ったら絶対にかわらないものだけがたよりになるのかもしれませんね
頻繁にかわっているものは基準にしようがありませんものね
普遍の原理はかわりようがないのに
ある目的のために本質をぼかすのが人間社会ですね
大勢の人間が共同生活を送るときには基準や本質をねじまげて目的を達成しようとする人が現れますね
欲しい物がある限り普遍の原理や心理や基準から人々の目をそらせて人々がまちがった行いをとることで得られる物を獲得し続けようとするのですね
欲がある限り普遍性のない基準が欲を実現しようとしている者らによっておしつけられるのですね
理にかなっていない原理に支配されている人たちはいつまでも何かが欲しいと思うようにしむけられているのです
欲しいものがある限りこの世から戦争がなくなる日はありません
社会全体がよりよい生活を実現したいと思わせるように方向性を与えてくるわけだから
いつまでたっても今よりよい生活を送りたいと考える人であふれかえっているわけです
よくなった人がいればわるくなった人がいる
ただそれだけのことなのにです
よくなりたいと思わなかった人を苦しめるいつまでもよくなりたいと思っている人がたくさんいます
いつまでもよくなりたいと思っている人があまり間違った行動を起こさないようにみんなでささえてみましょう

それでは奄美大島から南十字星観察日記15日目を終わります
南十字星座の一番下の星が見えることを祈って来年の2月の早朝に観察したいと思います
もしかすれば一番下の星が見えるのかもしれません
右の星は3等星以下なので水平線上ではなおさら確認できない気がします
下の星は1等星なのでかろうじて見える時があるのかもしれません
それではまたたび


最新の画像もっと見る

コメントを投稿