こんにちは!
筑波大学硬式野球部新2年生の村井亮太(体育2・奈良)です。
今回は1年の振り返り企画第3弾ということで、「秋リーグ期間」について振り返ります。
前回の振り返りで紹介してもらった厳しい夏練を乗り越えると、いよいよ秋季リーグ戦に突入していきます。僕はスタンドでの応援でリーグ戦に出ることはできませんでした。もちろん悔しいという思いがありました。
しかし、先輩方のプレーはもちろんのこと、毎晩のように一緒に遅くまでゲームをしていた同級生がグラウンドで活躍している姿は、自分を奮い立たせてくれると同時にめちゃくちゃかっこいいと思っていたのが正直なところでした(笑)
リーグ戦ではベンチに入れなかった一年生を中心とした数名に、球場当番というチケットを売ったりグラウンド整備をしたりといった役割が与えられていました。そのため試合を見ることができない人もいるのですが、同級生の活躍を共有するために活躍シーンの動画を友達同士でLINEグループに送り合っていたことはとても印象に残っています(笑)
そんな秋季リーグ戦期間中、筑波大野球部では「天王台リーグ」というものが開催されました。天王台リーグ(以下、天王台)とは、リーグ戦にベンチ入りするようなAチームの選手ではなく、それよりも下のBチームの選手たちを3チームに分けてリーグ戦を行うというものです。
仲間同士、さらにはBチーム同士での試合という貴重なアピールの場なので天王台は僕のようなBチームの選手にとっては秋季リーグよりも意味を持ったものとも言えます。
しかし、そんな天王台期間中に僕は何をしていたかというと、夏に手術にした肘のリハビリでした。その頃はボールは投げることができず、バットも振れないといった状態で、同じBチームの選手が天王台でそれぞれの持ち味を発揮してアピールしている姿を見ると、自分は何をしているんだという気持ちでいっぱいだったことを今でも覚えています。
そんな野球へのモチベーションが下がっていた中で迎えた秋季リーグ最終戦、天王台で大活躍して秋季リーグ戦のベンチ入りを果たしていた当時4年生の大城さん(現琉球ブルーオーシャンズ)が代打で打席に入った時のスタンドからの声援の大きさはとても印象に残っています。4年生の最後の最後でリーグ戦初打席に立って、仲間から大声援を送られる大城さんの姿から諦めないことの大切さを伝えてもらい、もう一度しっかりと野球に向き合おうと思うことができました。
実は、僕は今も怪我をしていて怪我と向き合いながらの活動になっているのですが、諦めないという強い意志を持ってこれからの活動にも取り組んでいこうと思います!
「秋リーグ期間」の振り返りは以上となります!
ここまでご覧いただきありがとうございました!!
次回は「冬練~春オープン戦」について傳谷麗二(体育2・水戸桜ノ牧)に振り返ってもらいます!
お楽しみに!
筑波大学硬式野球部 広報部局
村井亮太