筑波大学硬式野球部のブログ

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1年を振り返って③ ~秋季リーグ戦~

2020年03月30日 11時23分51秒 | 2020 広報1年振り返り

こんにちは!

筑波大学硬式野球部新2年生の村井亮太(体育2・奈良)です。

 

今回は1年の振り返り企画第3弾ということで、「秋リーグ期間」について振り返ります。

 

前回の振り返りで紹介してもらった厳しい夏練を乗り越えると、いよいよ秋季リーグ戦に突入していきます。僕はスタンドでの応援でリーグ戦に出ることはできませんでした。もちろん悔しいという思いがありました。

しかし、先輩方のプレーはもちろんのこと、毎晩のように一緒に遅くまでゲームをしていた同級生がグラウンドで活躍している姿は、自分を奮い立たせてくれると同時にめちゃくちゃかっこいいと思っていたのが正直なところでした(笑)

 

リーグ戦ではベンチに入れなかった一年生を中心とした数名に、球場当番というチケットを売ったりグラウンド整備をしたりといった役割が与えられていました。そのため試合を見ることができない人もいるのですが、同級生の活躍を共有するために活躍シーンの動画を友達同士でLINEグループに送り合っていたことはとても印象に残っています(笑)

 

そんな秋季リーグ戦期間中、筑波大野球部では「天王台リーグ」というものが開催されました。天王台リーグ(以下、天王台)とは、リーグ戦にベンチ入りするようなAチームの選手ではなく、それよりも下のBチームの選手たちを3チームに分けてリーグ戦を行うというものです。

仲間同士、さらにはBチーム同士での試合という貴重なアピールの場なので天王台は僕のようなBチームの選手にとっては秋季リーグよりも意味を持ったものとも言えます。

 

しかし、そんな天王台期間中に僕は何をしていたかというと、夏に手術にした肘のリハビリでした。その頃はボールは投げることができず、バットも振れないといった状態で、同じBチームの選手が天王台でそれぞれの持ち味を発揮してアピールしている姿を見ると、自分は何をしているんだという気持ちでいっぱいだったことを今でも覚えています。

 

そんな野球へのモチベーションが下がっていた中で迎えた秋季リーグ最終戦、天王台で大活躍して秋季リーグ戦のベンチ入りを果たしていた当時4年生の大城さん(現琉球ブルーオーシャンズ)が代打で打席に入った時のスタンドからの声援の大きさはとても印象に残っています。4年生の最後の最後でリーグ戦初打席に立って、仲間から大声援を送られる大城さんの姿から諦めないことの大切さを伝えてもらい、もう一度しっかりと野球に向き合おうと思うことができました。

実は、僕は今も怪我をしていて怪我と向き合いながらの活動になっているのですが、諦めないという強い意志を持ってこれからの活動にも取り組んでいこうと思います!

 

「秋リーグ期間」の振り返りは以上となります!

ここまでご覧いただきありがとうございました!!

 

次回は「冬練~春オープン戦」について傳谷麗二(体育2・水戸桜ノ牧)に振り返ってもらいます!

お楽しみに!

 

筑波大学硬式野球部 広報部局

村井亮太

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1年を振り返って② ~夏練~

2020年03月28日 10時59分22秒 | 2020 広報1年振り返り

こんにちは!

筑波大学硬式野球部新二年生の土岐大輔(体育2・弘前)です。

 

今回は一年間の振り返り企画第二弾、「夏練」について振り返ります。

 

前回の振り返りで紹介した新人練が春のリーグ戦の終了とともに終わり、そこからは一年生も本格的に上級生と混ざり夏練が始まります。

 

同級生同士で切磋琢磨してきた新人練とは異なり先輩からアドバイスをいただく機会も増えて、また新たな雰囲気での練習が始まりました。その中で先輩と関わることも以前よりも増え、距離も少しずつ縮まっていったような気がします。

 

新人練を共に乗り越えた仲間がAチームに昇格し、その中で活躍している姿はずっと下のチームにいた僕にとっては誇らしいことでもあり、負けないぞというモチベーションにもなりました。

 

また、僕が夏練で驚いたのはつくばの夏の暑さです。

気温が高いのに加えて、むしむしとしていて息苦しく感じました。18年間本州最北端の地である青森県で育った僕にとって練習はもちろんですが夏の暑さもきつかったです(笑)

自分は夏練の中で熱中症になることはなく無事乗り越えることができましたが、毎日のように練習でダウンする人がいました。そのせいで夏練をほぼしていない同級生もいた気が…(笑)特に浪人生と東北・北海道出身者は注意!つくばの夏をなめてはいけない!!!

 

夏練期間では夏季オープン戦も行われました。新一年生のほとんどはこの夏季オープン戦が大学に入って初めての対外試合となるため、みんな気合が入っていました。

僕はオープン戦を重ねていく中で試合の終盤に少しずつ出番をもらえるようになり、大学野球のレベルや難しさを少しわかったような気がしました。

また、大学野球のオープン戦は試合日程や雰囲気などが高校野球の練習試合とは全く異なりとても新鮮に感じました。

 

最後に、個人的に一番心に残っている関東甲信越大学体育大会について書かせていただきます。

関東甲信越大学体育大会(以下、関甲信)は毎年、関東甲信越地方の国公立13大学が参加し行われる総合体育大会です。

その硬式野球部門に筑波大学硬式野球部ではBチームの選手からチームを作り参加しました。試合はトーナメント方式で一回戦は千葉大に4-1、準決勝は信州大に11-1、決勝は新潟大に12-2で勝利し優勝することができました。

やはりどんな大会であっても優勝は気持ちがいいなと感じました。また、新人練からずっと面倒を見てもらっていた院生コーチの波戸さんと大変お世話になったBチームヘッドコーチの糸数さんを胴上げできたのもとても良い思い出になりました。

 

夏練の振り返りは以上です。

次は「秋リーグ期間」について村井亮太(体育2・奈良)に振り返ってもらいます。

では、また次回!お楽しみに!

 

筑波大学硬式野球部 広報部局

土岐大輔

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1年を振り返って① ~新人練~

2020年03月22日 16時53分45秒 | 2020 広報1年振り返り

こんにちは!

筑波大学硬式野球部、新2年の洲嵜真人(体育2・一宮)です。

 

今日から4回にわたって新米広報部局員の新2年生4人で、入学してから現在に至るまでの1年間を期間ごとに、それぞれの視点から振り返っていきたいと思います!

 

まず僕は、春の「新人練」期間について振り返っていきます。

 

春より筑波大学硬式野球部に入部した僕たちは、まず4年間で1番厳しい練習といわれる「新人練」を経験することとなりました。

相当しごかれるということは何となく知っていましたが、最初の集合の時に学年全員の中で1番目に僕が怒られ、「この練習ちょっとやばいな」と感じました。(笑)また、部員同士もまだ出会ったばかりで最初の方は今では考えられないほどピリピリしていました。

1年経った今はとても仲が良くライバルというより応援できる存在で互いに切磋琢磨し練習に励んでいます。

 

きついのは雰囲気による精神的な面だけでなく、もちろん体力的にもきつかったです。朝練で5時半にグラウンドに行くなんて野球人生で初めての体験でした。朝練の時は特に寝坊が怖く、目覚まし時計を複数使ったり近所の部員と起床確認したりすることで何とか乗り切りました。

 

技術的な面ではバッティングの大きな大きな壁にぶつかりました。

木製バットになかなか慣れることができず、詰まったりバットの先に当たったりするととても手が痛くて、正直バッティング練習したくないなと感じたことも少なくありませんでした。(笑)また、新人練中にある紅白戦で上級生のピッチャーと対戦する機会があり、大学野球の投手のレベルの高さを体感し、本当にこんな球打てるようになるだろうかと不安になりました。

打てるようになりたいという思いから練習後、コーチにバッティングについて質問しに行くようになりました。

そこでは高校野球の時には触れることがなかった新たなバッティングの知識に出会うことができ、成長に繋がったと思います。

また、夜に大学の学生宿舎の前に集まってみんなで素振り(今はやっていませんが。笑)をしたりしていくうちに僕の中でも日々バッティングが変わっていくのが実感でき、野球っておもしろいなと改めて感じました。

 

そうして新人練の後半の紅白戦で大学初のヒットを打った時にはうれしくてたまりませんでした!

 

また、筑波大学特有の住んでいる場所の近さも僕にとってとても新鮮でした。毎日遅くまで誰かの家に集まってゲームなどをすることや、宿舎の大浴場に集まって入るなど。ほとんどプライベートなんてあってないようなものに感じていました(笑)

 

そんなような毎日を過ごし続けながら、同期の誰一人として欠けることなく新人練を乗り切ることができました。新人練を通して技術的なことはもちろん、人間的にもまだまだ未熟であることを自覚し、4年後僕がどれだけ成長しているのだろうかということがとても楽しみに思えました。

新人練の時に持っていた志を忘れることなく、これからも練習に励んでいきたいと思います!

 

 

新人練の振り返りは以上になります!

次回は「夏練」について土岐大輔(体育2・弘前)に振り返ってもらいます!

お楽しみに!

 

 

筑波大学硬式野球部 広報部局

洲嵜真人

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