筑波大学硬式野球部のブログ

筑波大学硬式野球部公式HP http://club.taiiku.tsukuba.ac.jp/baseball/

#09 「アツい」 (森健太/体育3・山形南)

2021年03月06日 21時10分22秒 | 2021年 俺の話を聞いてくれブログ

 

 

硬式野球部3年投手トレーナーの森健太です。

 

僕は普段からあまりプライベートな面を人に見せることはないので、このブログが始まったときにこんな機会だし、
秘めている漢クサいことでも書こうかなと計画していました。しかし、初回にして林さんに「漢」をとられたので、
ブログの始まりとともにこの計画は破綻しました。(男子校出身かつ、中学時代からよっしゃあ漢唄をカラオケで歌って
いた僕にとっては、一番好きな漢字なのです。)これを機に交友関係広げようとしましたが残念です。
これからも狭い人間関係で強く生きたいと思います。よろしくお願いします。




みんなのブログが思ったよりもアツくて、何書こうと熟考しましたが、何を書いてもどうせキャプテンに「薄い」と
言われるオチがみえています。

彼の野球に向かう眼差しは漢そのもので素直に尊敬していますが、新チーム始まってすぐの時は誰も止められません
でした。「片岡さん最近目キマってますよね?やばいです、どうしたらいいんですか」と小〇柾くん(2年、札幌第一)が
相談してきたこともありましたが、ここ最近はそんな相談がないので大丈夫だとは思います。

「片岡成長やん。」と大竹てつじさん(2浪、南山大)が思っている頃でしょう。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「アツい」です。

何度か話したことある人ならわかると思いますが、僕は10回口を開けば1回はアツいと言っています。アツいと言えば
なんとなく締まるので、意識せず適当に使っているのがほとんどだと思います。男子校出身プラス体育会という、
脳筋環境に甘えて生きてきたため語彙力が皆無です。でもアツいさえ言っとけば何とかなります、知らんけど。

 

 

・・と逃げようとしましたが、「知らんけど」を多用する遅刻常習犯のヨシモトコウスくんと同じはイヤなので、
アツいについてちゃんと書きます。





僕はカッコいい人にものすごく憧れます。カッコいい人を見ると心がアツくなります。

僕の中でカッコいい人とは「自分に自信をもち、他人に影響を与えられる人」です。外見がカッコいいのは言うまでも
ありませんが、何か一つに本気で取り組んでいる人や人を笑顔にする人、という内面の部分も僕のカッコいい人には
含まれます。この観点で考えるとアーティスト、アスリート、芸人が僕の中でのカッコいいベスト3です。自信を
持っていることはもちろん、人の感情を突き動かすその姿・パワーがカッコよすぎるのです。アツ過ぎです。
心を奮わせられて、毎日アッツ―と独り言を言って充実した日々を過ごしています。

 

アーティストは自分の声に全ての想いを乗せて魂で歌う。

アスリートは己の体を使い結果のために全力で努力する。

芸人は人を笑わせるためにあらゆる手段を使いアホする。

 

こんな人を心からカッコいいと思うし尊敬するし、シンプルにめちゃくちゃ嫉妬します。こんなカッコいい人が
いるのに、自分は何をしているのかと度々思うことがあります。

自粛期間にはB’zのライブを見て、55歳のおっさんが何万人もの人を笑顔にし、熱狂させている光景としょうもない
自分とを比較し、こんな甘く生きてはいけないと思い、深夜に腕立てを200回連続でやりきるまで寝ないという奇行に
走り、一人家で倒れ意識をなくした日もありました。それくらい僕もアツい人間です(?)

「人生を通してアツい漢になりたい」という自分の夢と共に、この野球部としても、見ている人の心を刺激し続ける
アツ集団になりたいな、心を奮わせる集団になりたいという思いがあります。





ここで一度休憩。聞くたびに心を奮わされているアツ音楽7選です。

B’z  RUN 「裸足の女神」 「ALONE」

THE BLUE HEARTS  「情熱の薔薇」 「月の爆撃機」

銀杏BOYZ  「エンジェルベイビー」 「I DON’T WANNA DIE FOREVER」

 

うるさい歌ばかりですが、刺さる人には絶対刺さります。
イヤホンをし、音量MAXで聞いて鳥肌が立ったら人生勝ちです。
ようこそ。ロックンロールは世界を変えます。(エンジェルベイビーのサビより)

特に同郷出身である峯田さんがボーカルの銀杏BOYZは激アツです、心奮えるの頂点です。
「はじめてのおつかい」を見てもちっとも心が動かないのに、ずっと「BABY BABY」ばかり聞いてアツいと言っている
薄い片岡くんを、今年こそは銀杏の虜にしてみせます。

ちなみにマイベストムービーは「アルマゲドン」です。人生物足りないなと感じる人は見てください。キマリます。

 



とまあ脱線しましたが大学生活も残り一年、野球と正面から関わるのも残り半年とちょっととなりました。
僕は大学で野球とは区切りをつけて、スポーツ以外の新しい道でアツい漢を目指していく予定です。本当は
大学野球やるつもりなどこれっぽっちもありませんでした。正直高3の2月までやろうと思ってなかったです。
この辺は長くなるので書きませんが、語られていないアツいものがあると思います。





ツーブロ禁止と言われ初日から辞めたろうと思い、始まった大学野球ですが、野中くんの十八番であるワンバウンド
ボール回しや平戸メモ事件、河崎横田ポンコツサウスポーコンビの救急車事件など事件だらけのアタオカ新人練を耐え、
サマーリーグや沖縄キャンプなど寮外生の星として期待されていた選手時代を経て(意外といい球放ります。バッピ界で
トップクラスの自信あります。野中くん専用バッピではないので、投げて欲しい人いたらお声掛けください)、
現在は想像もしなかったスタッフという支える立場で野球と関わっています。

立場は変われど、勝ちたいという思いは変わりません。勝って人の心を奮わせたいです。普段は表情に出さないだけで、
普通に本気で思ってます。

でも一個ずっと思っていたことがあります。

 

 

それは“鼻毛出てる人多すぎ”ということです。ホントに。これ一番言いたかったこと。
一番言いたかったことも薄いんかい。と思いきやこれが濃いんです。

 

もしインタビューを受けた時に鼻毛出ていたらどうですか。鼻毛出てるヤツの言葉で誰が心奮えるんですか。

どんだけアツい言葉で、どんだけ男泣きしてたとしても、鼻毛でてたらすべてパーです。

ほんとにその辺はしっかりしましょう。中身も外もカッコいい漢になろう。

 

 

 

さてエンディングです。

もともと大学野球なんかやるつもりなかった18の小僧が筑波で3年過ごしたことで、サポートから日本一を目指すという
アツい青年になれました。挫折編やスタッフ編、野球部ゴシップ・浮気編、インキン編など書こうと思えばいくらでも
書けますが、エース佐藤の「長すぎて見てられへん」とエセ関西弁を使っているサブい光景がチラつくのでこの辺で
終わります。

 

野球のことあまり書いていませんが、もちろん僕は勝ちたいです。勝って仲間と喜んでいるときが一番アツい瞬間
ですからね。スタッフなった理由も、結局野球続けている理由も、仲間と一つの目標に向かって全力で突き進みたい
という思いが一番強いことに気付いたからなのですが、これ以上書くとサバサバしてるように見えて実は乙女な勝田さん
が泣いてしまうくらいアツい内容になってしまうので本当に終わります。(裏キャプテンの勝田さん、今後とも
ご指導のほどよろしくお願い致します。)

 

大事な時間を割いて読んでいただき、ありがとうございました。

それでは次回「切れ痔が治らないfeat.大竹哲司/林大樹」でお会いしましょう。

 

 

 

体育専門学群3年 森健太
山形南高校卒  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする