toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「あなたという国」 ドリアン助川

2016年02月08日 | 読書日記
そこそこ売れたことのあるロックシンガーがニューヨークで成功を目指す話。

歌手(バンド?)やライブハウスが色々出てくるけれどジョン・レノン以外は聞いたことのない固有名詞ばかり。実在するのか架空なのかも分からない。

最後の最後にパラレルワールドのSFチックな展開になって終わる。
主人公の思考と一致するこの展開は著者が一番言いたかったところなのかもしれないけれど、小説としてはそれまでのストーリから違和感があり、そこまでが良かっただけに残念。



新潮社
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「笑う赤おに」 雀野日名子

2016年02月08日 | 読書日記
以前読んだ「パレートの誤算」のような生活保護の不正受給に関する話かと思っていたら全く違う方向に進んでいく。

うるさいほどにミスリードしようとするので、逆に読めてしまったけれど、そこそこには楽しめました。



双葉社
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