沖永良部島で暮らす少年の戦時中から終戦直後までの物語。
平和な島が徐々に戦争の影響を受けて状況が悪化していく中での少年たちの生活の模様が描かれている。
単語が島の方言で書かれていてそこに標準語のルビが振って有るけれど、ルビが小さくて読みにくい。
そのため読むのに時間がかかってしまった。
逆にして欲しかった。
2018.7.10
講談社
沖永良部島で暮らす少年の戦時中から終戦直後までの物語。
平和な島が徐々に戦争の影響を受けて状況が悪化していく中での少年たちの生活の模様が描かれている。
単語が島の方言で書かれていてそこに標準語のルビが振って有るけれど、ルビが小さくて読みにくい。
そのため読むのに時間がかかってしまった。
逆にして欲しかった。
2018.7.10
講談社
犯人(?)捜しミステリ。
面白く読めるけれど、そもそもの設定に無理が有って説得力が無いので途中で疑問に思うところが何度もでてくる。
映画には全く興味が無いのでそちら方面の知識は皆無だけど、少しでも知っていればもっと楽しめたのかも。。
突然回想の場面が入るのでちょっと読みにくい。
2025.1.15
新潮社
20年の時を超えて1日だけ意識が入れ替わる過去と未来の自分。
この設定を理解した時、先を読む前に話の流れがどうなるのか図を書いて検証してしまった。
この手の小説の場合、考証が適当で読んでいてあきれる場合が多いけれど、この作品の場合は細かい疑問点は色々有ったけれど、大きな齟齬が無くて安心して読めた。
犯人捜しのミステリになってるけれど、設定の上手さでありがちな結果でも全然OK。
ただ、最後はもうちょっと上手くまとめて貰いたかった。
2018.10.30
小学館
「れんげ荘物語」の最新刊(9巻?)。
タイトルの内容は下記の通り。
チユキさんが彼と別れてもう山に行くことが亡くなった。
キョウコは2週間に一度周りの雑草を抜くことにした。
私もサービスが中止になるまでガラケー使っていたのでキョウコの気持ちは良く分かります。
2025.1.18
角川春樹事務所
何だか良く分からない小説。
田舎の女の子がアイドルを目指す物語かと思ったら、ファンタジのような展開になったり・・・。
テレビを見なくなったので、キャンディーズ以降のアイドルは知らないけれど、何かのパロディになってるのか?
ストーリはそれなりに有るけれど、なんなんだこれは?
そしてなにより「彼女は」とか「キャッシーは」と書けば良いところ「おまえは」と一人称にしてるところが気持ち悪い。何故三人称じゃない?
読まなきゃ良かったとまでは思わないけれど、絶対にお勧めはしない。
2021.1.15
文藝春秋
特殊な能力を持つ人(一編は特殊な力で小さくなった人)の話の短編集。
どれも「良かったね」という感じの物語で読んでいた楽しい。
その中で最後の「サイキック人生」はイマイチかな。
2015.12.20
祥伝社
面白くて一気読みだったけれど、どんでん返しの中山七里作品なのに最初から思っていた人物がそのまま犯人だった。
警察内部だけの情報ってところで分かっちゃったよ。
難しい熟語がやたらと登場するのは何故?
ちなみに絡新婦は京極夏彦以来の御対面。
2023.11.30
新潮社
食堂のおばちゃん15。
周辺の出来事ばかりで、二三の取り越し苦労は有ったものの食堂には何も無かった。
開がつばさと婚約して、閑谷ケイの話はどうなるんだろう?
ところで半年空くことになった千歳の店をつばさが使う異なるだろうな・・と読んでる人は全員思ったことでしょう(笑)。
2024.1.18
ハルキ文庫
落語の「たぬき」とか「狸賽」とかタヌキが何かに化ける話があるけれど、これもその話。
多少アレンジすればそのまま人情噺の新作落語で使えそうな内容。
有川浩の「三匹のおっさん」と設定は似てるけど、老人たちが活躍するわけじゃなくてタヌキが活躍するファンタジ。
2018.12.6
ポプラ社
タイトル通りのお仕事小説。
ストーリにも設定にもリアリティは無いけれど、最後まで楽しく読めた。
中沢日菜子らしい作品。
2020.9.21
小学館
怪しい探検隊で名前だけ知っていた太田和彦、はじめて読みました。
後半は旅がテーマで前半は特にテーマが無いエッセイ集。
酒に関する内容が多かったかな。
最後は松本近郊の話になるけれど、著者が松本で育ったとは知りませんでした。
2025.1.11
亜紀書房
アンサンブル・キャストって言うのか、同じ職場で働く二谷と押尾で短いセクション毎に主人公が入れ替わりながら物語が進んでいく形式の小説。
登場人物達がみんな変な人で、考えていることが良く分からない。
ストーリも有って無いような感じだし、どう受け止めたら良いのか??
そして何故か二谷が主人公の時は三人称なのに押尾の時は一人称になっているけど意味が有るのかな。
私には分からなかったけれど・・・。
どうも高瀬隼子は私には理解できないのかも。。
2022.3.22
講談社
「問いの無い答え」もそうだったけど、日記みたいに特に何も起こらない日常をただ描写するだけ。
一緒に収録されている「舟」は多少盛り上がりが有るけれど・・・。
長嶋有の作品ってみんなこんな感じなのかな??
2023.10.24
講談社
「じゃりン子チエ」の世界観に近い。
読んでいて面白いことは面白いけれど、設定はともかく表現が大げさすぎてシラケてしまう。
また語り手である不良の中学生の一人称が「私」というのも違和感が大きい。
シリーズ物らしいけれど、もうこれ以上は良いです・・ってところ。
岸和田には近づきたくないと思ったけれど、岸和田の人からクレームは無いのかな?
2016.8.20
光文社