toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「星が「死ぬ」とはどういうことか よくわかる超新星爆発」 田中雅臣

2015年09月07日 | 読書日記
最終章には、まだ定説になっていない最新の学説が載っていて非常に興味深く読めた。
全体としては、中学で習うような基礎的な事柄から記述されているが、そのあたりは省いてその分、用語の解説などを詳しくしてくれたらもっと分かり易くなったと思う。



ベレ出版
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「双頭の蜥蜴」 乾石智子

2015年09月05日 | 読書日記
体裁は普通の単行本だけど、内容はジュブナイル。
シエラが経験を積みながら一人前の<石の司>に成長し、仲間を得て、<蛇紋石を磨く者>を倒すまでの物語。

なんとなく宮部みゆきの「英雄の書」を連想した。




講談社
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「ぼくのメジャースプーン」 辻村深月

2015年09月03日 | 読書日記
特殊な能力を持つ少年が、ある男にその能力を使って復讐する物語。

少年が同じ能力を持つ叔父のところに通い、そこで叔父との会話を通して考えがまとまっていく部分がメインとなっているが、私にはその場面がまどろっこしくて、早く物語が進まないかと思いながら読んでいた。
最後はいかにも辻村深月らしい終わり方。





講談社NOVELS
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「水晶の鼓動」 麻見和史

2015年09月02日 | 読書日記
連続殺人事件と連続爆破事件が同時に発生し、捜査に当たる警察に公安の影が・・・。
地道な捜査で謎解きが進み、思わぬ出来事が伏線だったりして最後まで楽しめる作品。
ただ、永峰の現場で犯人が逃げたとき、荷物を持っていなかったはずなのに、スプレー缶が残されていなかったのはどういうことだろう。。。




講談社NOVELS
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