さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

久しぶりの珈琲タイム

2019年09月06日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
急性胃炎も完治したので久しぶりに「富田屋」に昨晩電話を入れ、本日焙煎してもらった豆を買ってきました。 今回は香り重視で「クマ」というコロンビアの豆を200グラム・・・ミルで挽く前からもの凄い、悩殺されるいい香り!!



コーヒー豆は、焙煎してから2、3日経過したほうが、ガスが抜けてまろやかな味になるとよく聞くが、僕は新鮮な豆を挽いた粉に湯を注ぐと出来る、このドームを観るのが楽しみなんだよな。
さてさて、今夜のコーヒーの肴は、BeeGeesのアルバムの中でも、僕が最高傑作とする「LIVING EYES」を聴きながら、一日の疲れを癒すことにした。
BeeGeesといえば、映画「小さな恋のメロディ」主題歌「メロディ・フェアー」、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」からの「スティン・アライブ」「ナイト・フィーバー」などが有名だが、僕が育った大淀町の家の隣が、在日韓国人が経営する旅館で、そこの兄ちゃんがいつも朝になるとステレオで「スティン・アライブ」を大音量でかけていた。 窓から聴こえてくるファルセット・ボイスを、当時まだ洋楽なんて知らない10代の俺は、「女性が歌ってる変な歌」としか思ってなかったなぁ(苦笑)男性トリオだったとは・・・これと同じようなことを、初めてオフコースを聴いた時も思っていたような・・・。



明日は午前中、一般家庭の浴室クリーニングで午後からはエアコンクリーニングとレンジフードクリーニングだ。 最近、いくら早く寝ても疲れがとれなくて困る。

ノスタル爺の戯言

2019年09月01日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
昔はよく会社を出たら喫茶店へ直行でモーニング、仕事が終われば駅前の居酒屋・スナック・うどん屋の3コースを同僚とバカ騒ぎしながらストレス発散、翌朝の仕事も元気でこなしていたよなぁ・・・そんな思い出話を昔の同僚と話す機会があった。
当時のトレンディドラマのような、そこに行けば必ず仲間が居るといった都心部のお洒落なバーもなけりゃ、ダブル浅野(浅野温子・ゆう子)みたいな女はいなかったけどね(笑)

1980年・・・80’s・・・僕ら同世代にとっては、青春そのものがそこにあったのではないだろうか? 山口百恵引退から松田聖子の時代へ、ビートルズのジョン・レノンが銃殺されたのも80年・・・音楽もレコードからCDに移り変わろうしながら、それまでは耳で音楽を楽しんでいたのがPV(プロモーションビデオ)という映像をもって視覚からも刺激をもらうようになった時代、小林克也の「ベスト・ヒットUSA」はテレビの中の宝箱だった。 日本映画は角川春樹が儲けまくり、洋画はサントラ盤が売れまくり、テレビは音楽番組もドラマもドキュメントもお笑いもすべてが元気で、当時、金もなく貧乏な家に住んでた自分が、楽しい思い出に囲まれていてこうして語れるのは、80年後半に日本経済が頂点達して泡のように弾けてしまった「バブル時代」という夢の一部を見させてもらっていたからであろう。 そう、80’年代は世の中が元気で騒がしくて楽しくて・・・もちろん、世間を騒がせたのは楽しいことばかりじゃなく、凶悪・残酷な事件もあったりするんだけど。



自分にもしも多額のお金が入ってきたら、一生を終えるまでに「80’sの音楽やおもちゃ、本や雑誌に囲まれた喫茶店」をやってみたいなと思う。(苦笑)そのためには宝くじを当てるしかないよなぁ~
僕の周りでは、そろそろ終活だとか言って、身の回りのいらないものを整理していこうとする仲間も多いけど、僕は無理だね・・・逆に買い戻してる(><) でもまあ、それもいいかなと最近は思ってるけどね、それが自分の心の安らぎになっているのなら。 あ~今度ゆっくり、たっぷり、80’sを語りあえる場を作りたいな・・・ノスタル爺の戯言でした。

本業の知識を以って・・・

2019年08月30日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
高1の頃だったか、ミュージックテープで買って持っていた太田裕美の「思い出を置く、君を置く」をLPレコード200円で見つけたので、Bookoffで買って帰った。 このアルバムは全曲サトウハチロー作詞、すぎやまこういち作曲で、オーケストラをバックに太田裕美が歌っている珍しい一枚。 


懐かしいなぁ・・・と聴きながら、このジャケットの黄色いカビ、どうにかならないかなぁ?と思い切った事をしてみた。
普段、ハウスクリーニングでカビと闘う知識を以てして、カビ取り剤をティッシュでうっすらと伸ばして乾燥させてみた・・・おっ?薄くなったんじゃないか? うむ・・・確かに。 ただ、厚紙の上だからあまり無茶なことをすると破れたり、逆にシミになる恐れあり。 

これと、あとはジャケット全体を消しゴムで擦っていくと少しは綺麗になっていくだろう・・・。 汚れが酸性なら洗剤はアルカリ性、汚れがアルカリ性なら洗剤は酸性というPH(ペーハー)数値と素材を考えるのがキレイの科学なのさw

叔母が他界した。

2019年08月25日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
大阪に住む叔母が、今朝亡くなった・・・

親父・・・会えるといいな。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

おばちゃん、お疲れ様・・・安らかにお眠り下さい。

CD「My Favorite Song」

2019年08月24日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
会社の若い子たちと音楽の話をするが、あまり知らないというか、こういうのが好きだとか言う答えが返ってこない。 別にこの人といった好きなアーティストや曲があるわけでなく、世間で流行ってたら一応聴いておこう程度なのかな? みんなでカラオケに行くため、予め歌える曲を増やすために覚えるとか言う答えもあった。 「時代の流れ」という言葉しか頭に思い浮かばなかったけど・・・。

部屋の中を片付けていたら、昔編集してコピーした2枚のCDが出てきた。「My Favorite Song」(^^; 



2枚にわたって収録された曲は、どの曲も聴けばその当時の若き・苦き・せつない思いの記憶が、タイムマシーンのように思い出される。 20歳前後に聴いてた曲、20歳後半に聴いていた曲と、これは自分探しの「手がかり」だ。(笑)
どんな曲が入っているかを書いてみると・・・

いくつもの星の下で/オフコース いつわりの日々/浜田省吾 初恋/村下孝蔵 恋不思議/海援隊 雨のウェンズデイ/大瀧詠一 グレー&ブルー/太田裕美 青春エピローグ/沢田聖子 秋の気配/オフコース Forget-me-not/尾崎豊 君と歩いた青春/風 風は海から/岡村孝子 レイニー・ドライブ/甲斐バンド 彼と彼女のソネット/大貫妙子 陽のあたる場所/浜田省吾 流星/吉田拓郎 微笑みをもう一度/山下久美子 夏の月/杏里 彼女/斎藤和義 2月というだけの夜/Sion Time goes by/ELT 夜を駆ける/スピッツ 月のしずく/柴咲コウ・・・

まあ、統一性のない?というか、どんな悲恋を体験してきたんだ?みたいな(^^; まあ、今思えば素敵に輝いてた日々には間違いないですよ。

音楽ってそういうもんだと思うんだな・・・記憶に残らない聴き方というか、残らない楽曲なのかわからんが、それじゃ寂しすぎると思うな・・・音楽って時には癒されたり、時には元気をもらったり、決断するきっかけ、背中を押してくれたり、そういう「心の薬」だと思うし、そうあるべきものだと思う。 そんなことを書きながら、そうだな・・・自分もアマチュアであっても、人に聴いてもらうためにはそういう曲を作っていかなきゃ、誰も聴いてくれないよなと少し反省したり・・・がんばろ!!





懐かしい映画「メインテーマ」

2019年08月08日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
昨夜、懐かしの映画「メインテーマ」をDVDで観た。そう、片岡義男原作の、角川映画が元気で、いっぱい設けまくっていたころの映画だ。当時、チューリップの財津和夫氏が出演するというので、テンション上がって映画館に足を運んだが、当時は何とも感動のない映画だなと思ったのが感想。 でもね、やっぱり子供なんやね~オッサンになったいま改めて観てみると、これがなかなか面白い! 純粋無垢な少年には、遊びの恋だとか、忍びの恋だとか、まして女心なんてもん解るはずがないし(苦笑) それにこのキャスト、音楽好きにはたまらん、いや個人的にかw

小笠原しぶき:薬師丸ひろ子
大東島健:野村宏伸
御前崎渡:財津和夫
伊勢雅世子:桃井かおり
千歳しずく:太田裕美
千歳国夫:ひさうちみちお
御前崎由加:渡辺真知子
エリ:戸川純
鳥島:小倉一郎
大東島一郎太:浜村純
大東島きぬ代:弓恵子
四日市始:加藤善博
御前崎カカル:中沢亮
御前崎由加の父:細川隆一郎
大阪の客:小松政夫
大東島健の友人:野中幸市
ジャズクラブ歌手:松川ナミ、渡辺良子
ジャズクラブAのマスター:伊藤克信
ジャズクラブBのマスター:佐藤恒治
沖縄のライブハウスで演奏するバンド:林賢バンド



最近、ノスタル爺さん度は増すばかり・・・ていうか、過去に生きてるんだろうね、俺は。
「昔が良かったとか言って、過去を振り返ってばかりいて、何が毎日楽しいの?」とよく女性に言われるが、ちょっと前までは、「そうだなぁ、新しいこと、次のこと、明日のことを考えて生きなきゃなぁ・・・」と考え直してもいたが、どうも俺の場合は逆みたいだ。 過去の思い出を振り返ることで、元気をもらっている?そんなところがあるみたいに思う。

猛暑でもうショック。

2019年08月04日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
ヤバイな。デスクトップパソコンでだけじゃなく、とうとうi-padまでもが壊れたみたいだ。
いまもそのl-padからこれを書き込んでるのだが、何度も電源落としては立ち上げて。。。遠隔操作されてるかのように画面が勝手に暴走する状態だ。 猛暑の車の中、置きっ放しにしてたからだろうか? もうショックですわ。

今日は一日中休みだったので、昼前まで疲れた身体は起きれず、ずっと部屋で音楽を聴きながらダラダラと過ごしていた。 太田裕美なんかを聴きまくったりしてね。


さて、寝る前に珈琲を飲んでも寝つけないという経験がないので、今朝仕込んでおいた水出し珈琲を淹れて、風呂上がりの渇いた喉を潤すことにしよう。


深煎りされたグアテマラを、ペーパーフィルターで目詰まりしないよう少し粗めに挽き、12時間程水に沈め冷蔵庫に入れておいた。それをゆっくりポタポタと抽出するだけ。後を引かないスッキリとキレがある味が特徴だ。

小麻呂+ながたたかし=Yajirobe. ライブ In Jais

2019年08月02日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
デスクトップパソコンが御陀仏になったので、ブログが書けず、iPad-miniで書き込んでいます。
先日、7月28日は、今年初めてのYajirobeライブを、大和高田市にあるカジュアルライブバーJais(ジアイス)で開催いました。 たくさんのお客さんに囲まれたのと、マスター自慢の機材、照明がテンションをあげてくれたこともあって、終始楽しむ事が出来ました。 ステージもリラックスした状態で、弾き語りに耳を傾けてもらうにはどう歌えばいいか、どんなMCなら楽しんでもらえるか?を考えながら頑張りました。(苦笑)
来ていただいた皆様、上島マスター 素敵な時間をありがとうございました。
死んだ親父の歳を越える事が出来たら、そこでまた自分を見つめ直す機会が作れそうで、そしたらライブをしようと考えていたと言うこともあり、いつもより少し違った自分を表現してみたかったのですが、どうだったでしょうか?変わらなかたかな?(苦笑)
二十歳の頃から歌を作って来て、多いか少ないか60曲くらいある中でも、人前で歌える曲はいつも同じ。
でも、同じ歌でも歌う歳や、場所によって伝わり方は違うんだろうなと思うし、自分では歌いたくないほど飽きた歌でも、その歌を聞きたいと思ってくださる方が1人でもいたら嬉しいし、だから一曲入魂をいつも心がけて歌っています。 20代で作った歌でも、恥ずかしがらずに歌えるのは、今でも変わらぬメッセージがそこにあるから。この日、何度か来てくれてる同級生にお礼を言うと、「落ち着くねん。また昭和の匂いを感じたくなったら来るから、また誘ってや。」この一言も凄く嬉しかったな。 等身大の歌が歌えてたらそれでいい。


第1部ステージは 小麻呂さんライブ


①道
②心に
③飛鳥に来て入鹿に会おう
④ことだま
⑤空を見上げて
⑥理不尽

第2ステージ ながたたかしライブ


①暑中お見舞申し上げます。
②手のひらの世界
③くりかえし
④22時のバーガーショップ
⑤ブラック珈琲lと黒砂糖
⑥君に捧げる応援歌

第3ステージ Yajirobe ライブ


①風向きを変えっちまえ
②君へ
③ひまわり
④川の流れを見ている
⑤この橋を渡れば
⑥溢れる光の中で僕は
⑦あなたを初めて抱きしめた夜に

アンコール
⑧かきくけこ


TULIP CONCERT TOUR 2019 is There 6月28日フェスティバルホール

2019年06月29日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
パワーを貰いました。 明日からまた頑張ろうと思いました・・・とベタな感想だけど、本当にそう思って帰って来ました。



TULIPコンサート2019 大阪フェスティバルホールに、いつも仕事・音楽ともにお世話になってる、あんみちゃんこと森田明美さんと行ってきました。 いつも?何かしでかす彼女だったので、何かやらかすだろうと予測するも的中、電車乗る前からの財布がない!騒動から、ハンカチ何処に置忘れた?騒動、そして最後は僕もうっかりの二人して「鶴橋通り越した?!」騒動で布施駅に降り、「あ!もしかしてこのホーム二階建てやったっけ?ここ尼崎行ホームやし!」騒動・・・気が付かなかったら電車がなくなるところだった。(苦笑)

ま、行き帰りの道中は、そんなふうに後期高齢者なみだったが、コンサート会場では、ふたりとも声が枯れるまでステージと一緒になって歌いまくって、ストレス発散!明日からの活力をもらいました。 席は2階席1列目!!



二年前に財津さんが大腸癌でツアーを途中断念してからの復帰祝いも兼ねての今回のツアー、実はチケット抽選の応募したのも、これがもしかしたらTULIP最後のツアーになるかも知れないなと思ってしまったからでもあったが、今夜のステージを観て、「全然!まだまだこの先も続くよ!」という迫力と美しいハーモニーがそこにあった!
亡き安部さんの代わりはサポートメンバー尾上サトシさん、安部さんがそこに居るような、各曲忠実なギターソロはTULIPサウンドに溶け込んでいました。

映画音楽しか聴いていなかった僕を、ギター少年にしたTULIP。 それは青春時代のBGMであり、応援歌でもあった。
新曲なんかいらない、こんなに何十年経っても楽しませてくれる、夢を元気を与え続けてくれるバンドTULIP。
あれから40年近く経とうとしている今日、感動で溢れ出る涙とともに元気とパワーをもらって帰りました。

ありがとう!! 財津さん!!

一息・・・。

2019年06月19日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
ストレスが大病に繋がる事は、身内の病気で思い知らされてるから、仕事が終わったら一旦頭をリセットするよう心がけてはいるのだが、本当に異常事態、緊急事態の人材不足は続いている。
今日は、富田屋で焙煎頼んでた豆を挽き、リトル・フィートをBGMに夕食後のコーヒータイム。これが一番の薬かもね・・・。
焙煎仕立が必ずしも美味しいとは限らず、二日目のカレーが美味いように、珈琲豆も時間とともに味の変化が楽しめるわけだが、何週間も過ぎてしまうと確かに不味いよね。ただ挽きたての粉でドリップする珈琲は美味い!!
近所にこの「富田屋」の存在を知ってから、僕が閉ざしていた過去の夢はまた見え隠れするようになった。



僕にとって珈琲豆の匂いは脳内をきれいに清浄してくれるようで、さっきも、ミルに投入する前に数分間気絶したくて嗅いでいた。(苦笑)
アロマの世界はよく知らないけど、焙煎した珈琲豆の匂いには、どんな効能があるんだろうか? 珈琲豆を追求したリラクゼーションルームが欲しくなってきた。 よし!それやろう!なんちゃって(笑)



刹那

2019年06月16日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
時が経っても、変わらないものってあるのだろうか?
無限とされる大宇宙でさえ、星が生まれ星が消えていく。
いま、僕が観ている景色も、刹那の中の時間の絵だ。
時の流れに愛おしさを感じる事は、自分の命を感じる事なんだろうな。

月夜の晩に、

2019年05月26日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
今夜の月がどんなふうだか、まだ観てもいないのにこのタイトルを付けたのは、今日、出張から帰ってきた社長から頂いたお土産が、僕の好きな中原中也の詩集だったから。



中也の世界に引き込まれてしまい、数年前、山口県湯田温泉にあった西村屋という旅館に宿をとり、一泊二日の旅をした。 この西村屋、実は中也が結婚した時、披露宴に使ったという部屋があることで有名だったが、経営状態が悪化したため倒産、現在はなくなってしまってるようだ。 確かに数年前に泊った時の印象は、とにかく古い、ロビーもそれほどキレイではなく、まあ、ビジネス旅館的な感じで、浴場も家族風呂のような小さいスペースだったから、「中也ゆかりの・・・」がなければ、わざわざここに宿を取ることはなかったかな。

中也の詩は、学校の教科書なんかでも紹介されてたりして、「サーカス」に出てくる「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよーん」という空中ブランコを表現する擬態語は有名じゃないだろうか? 僕は何かの本で目にとまった、「月夜の浜辺」という詩が好きで、そこから中也という人物に興味を持ち、詩集やビデオを観ては一時期ハマってしまった。 ハマる・・・という表現は、彼に大変失礼なのかも知れないが、彼の暗い部分が多かった短い人生を知れば知るほど、中原中也という人物に引き込まれてしまうのだ。 勘当、悲恋、兄弟の死、ふたりの実子の死、生家の焼失・・・そして30歳という短命。 そんな短い人生の中で書かれた彼の作品には、静かな叫びがあり、読む者の心を揺さぶるのだ。

僕が弾き語るオリジナルソングにも、実は、中也の詩に影響を受けた一節をほんのチョコっとだけ使わせてもらってるのだが、まあ、中也ファンにしかわからないだろうなぁ(苦笑)

社長に感謝して、明日からまた仕事に励もう。




悲しき聴き捨て感覚の時代

2019年05月20日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
誕生日、社長からお小遣いを頂いたので、無駄使いせず、帰りにBOOKOFFでジェファーソン・エアプレインBESTのCD 680円を一枚買って帰った。
寂しい店内だった・・・年々、中古CDの数が減っている・・・まあ、CDを買う人が激減してるのだからあたりまえといえばそうだが、中古CD専門店やネットでならまだまだ欲しいものは見つかるし、買えるんだけどね。

近年、いつしか音楽はファッションの一部になってしまった。 「別にそれほど好きでもないけど、いま流行ってるから聴く。」2、3年前の曲なんか聴いてたら、「古い曲、まだ聴いてるんですか~w」みたいな会話もあったり。

音にもそれほど関心がないみたいで、MP3のような圧縮音源を平気でスマートホンなんかで聴いてたり、まあそれで事足りてるわけであって、ライフスタイル自体に、腰据えて音楽を聴くという場面がないらしい。
僕としては、せっかくの楽曲を、バンドを、楽器を、ボーカルをより本物に近い形で聴いてほしいし、音楽を嗜むということはそういうことであって・・・あ、そうか、別に嗜む事なんてしたいわけじゃないんだったね。

会社の若いスタッフにも訊いた事がある。 「なんでCD買いたいと思わないの?」「買ったら邪魔になるでしょw だからダウンロードで十分です。」


レコードやCDのジャケットはアートだとか言ってる俺は、彼らにしたら、ただの骨董品好きなオヤジなんだろうね。(苦笑)

音楽はいま100均感覚、使い捨て、聴き捨ての時代に入ってます。

そんな事を思いながら家に帰ると、二枚の骨董品が届いていた。 ネットオークションで落札した、懐かしきリトル・リバー・バンドのLPだ。



見ろよ、しかもカラーレコードだぜ!!帯付き、盤も目立つ傷なし、2枚で1,000円なり。

俺はね・・・最後まで戦うよ。自分の感性を信じて、自分の物差しだと言われても、目に見えないモノだとしても、おかしな風向きに従う気はない!!(苦笑)






誕生日前夜・・・54歳になる俺

2019年05月19日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
日付が変われば54歳・・・親父はこの54歳で死んだ。

町内では有名な、大酒飲み三人衆のひとりだった親父は、警察沙汰になる悪いことをあれこれしながら酒の飲み過ぎで肝硬変になり死んでいった。性格的には、祭りのたびに櫓に上っては太鼓を叩いたり、町内の旅行や酒飲み友達との旅先では、ひょうきんに笑いをとる事で好かれていたようだったが、俺のイメージは、毎晩、酒に飲まれて、大声をあげながら家に帰ってきては、叱る母親を蹴り倒したり、暴れたりする親父の姿と、素面で仕事がない日は、布団に寝ころびながら、「いつかこのトタン屋根二間の家を潰して、お前ら兄妹三人の部屋をこしらえたるからな」と言いながら、新聞広告の裏紙に図面を描く親父の姿だ。
つい最近、野外ライブで鈍くさく激しく転んで足を痛めた俺だが、親父も仕事では結構無茶をする性格だったようで、トラックから荷物を担いだまま転倒したり、高所から落ちたりと、骨折や大怪我が絶えない人物だった。


国道169号線を挟んで家の向いは、当時ホルモン焼き屋があって、小学生の俺にキリンビールの味を教えた親父、酔っぱらったまま銭湯に行くもんだから、のぼせて風呂で倒れてるから向いに来てほしいと番台のおばちゃんから何度か電話があったことも・・・


今思い出せば、懐かしいばかりで、最後まで好きな酒を飲んで死んで逝った親父は、さぞかし幸せだったのだろうと周りは言うけど、俺は知っている、抗がん剤で髪の毛がなく、腹水が溜まって意識朦朧とする親父の病床、枕元にあったティッシュペーパーの箱に書かれたいくつもの殴り書きを・・・それは、叫びだった。



俺、二十歳、死んだ親父は五十四歳・・・俺はその歳になろうとしてる。

親父より長生きするからな。




令和駆け込みの書き込み。

2019年05月10日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
新元号になって早いもので10日が過ぎた。 実は、平成最後の日から令和にかけて、ゴールデンウイーク、我社は慰安旅行で岐阜を観光してました。 初日は皆さん、家でカウントダウン番組を観ていたいのか、混雑もなかったのですが、令和になった1日、あちこちで車の渋滞がみられましたね(苦笑) 

三日、四日と仕事をして、五日六日と休みました。 六日は第16回「ならフォーク村チャリティーコンサート」こちらも、なんとか天候に恵まれ、思いっきりストレス発散!!楽しい一日となりました。

ここんとこブログの書き込みをさぼってますね(苦笑) ただ単に、疲れてるだけなのですが、もし珍しくこの僕のブログを楽しみに観てくれてる人がいたとしたら、ゴメンなさいw たまには何か為になる記事とか、楽しい出来事が書けるよう、日々アンテナを張っておこうと思いますw

今日は富田屋で買ったピルリット農園の豆(ブラジル)を美味しくハンドドリップで淹れていただきました! 


どこかフルーティーな香りと苦みのない、クリアな甘い味わいがします。嗚呼、至福のひと時、珈琲の肴はリトル・リバーバンドのクリアなハーモニーを選んでみました。 さ、明日も営業、求人と頑張って動き回るぞ!!