一昨日の10月14日は80%の降水確率で、幾度か小雨が降ったりもしたけど、テントが飛ばされたりする悪天候までにはならず、第18回「ならフォーク村チャリティーコンサートは無事終了することが出来た。 集まった義援金は17,860円 何もしなければ確かに集まらなかった義援金である。
チャリティーコンサートとして再開して5年、明日香村に移って3年以上が過ぎ、今年は11月17日に高松塚古墳でのイベント、「まるっと飛鳥体験」の中で開催させていただくことになった第19回「ならフォーク村チャリティーコンサート」が最後となり、来年からは勝さんのおかげで、場所が石舞台古墳横の「風舞台」(勝さんが在籍する劇団「時空」がよく公演する場所)を借りれることになった。 これで雨露は防ぐことも出来るし、今の場所よりも観光客が多いぶん、今以上に募金が集まる可能性は高いかも知れない。
「ならフォーク村チャリティーコンサート」がなぜ力量ない僕が代表しているにも関わらず、アマチュアミュージシャンたちに愛されているか?
誰かが歌い出すと自然とセッションが始まり、それなりに完成度高いグルーブ感に歌い手は酔いしれるから。
そしてそれがなぜ自然に生まれるか?
みんなオリジナル楽曲を持つ、シンガーソングライターだから出来る術なのである。
僕はギターを持って歌い出した二十歳の頃から、オリジナルにこだわり続けて来た。 人の歌を歌っても、自分は気持ちいいかも知れないけど、それをわざわざ交通費使って聴きに来る人って、どれだけいるんだろう? それって、カラオケボックスで歌ってるのを聴かせるのとどう違うんだろう? と素直に思っていたせいでもあるが、やはり歌はその人の「メッセージ」「自分が伝えたいこと」なんじゃないか?ってのがあって、そりゃ聴く人の中には、みんなが知ってる歌を聴きたい、一緒に歌いたいという人もいてるだろうけどね。
2006年にオリジナル曲を年に4回集めて手作りCDを作る・・・そうすることで創作意欲に火が付き、持ち歌が増える・・・そんな変わったサークル「ならフォーク村」を立ち上げたのもオリジナルに拘る自分が居たからだ。そして、いつかその歌をもって、この奈良の地にひとつのムーブメントを起こしたい!という願望・夢・・・考えてみればいつのまにか叶ってしまってるのかな? ここまで来れた理由である、いま携わってくれてるみんなに感謝しないとね。
先日も何人かの出演者が同じような感想を口にしてるというのを知って、僕はすごく嬉しく思った。
「今日も最高に楽しかった・・・別にどこかの店で歌わんでも、ここだけで大満足やわ。」「勝手に各人のオリジナルに飛び入りセッションして盛り上がる・・・こんな音楽イベントどこ探しても無いなぁ」
みんな、みんな、ありがとうね。 そしてこれからもよろしくお願いいたします。