さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

思うこと・・・

2008年09月15日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
僕は営業の仕事を20年以上続けてきた。
営業といってもたいしたことない、不動産のようなでかいお金を動かすような営業ではないが、それでも飛び込み営業では、奈良県内のオフィスや店舗はかなり訪問しただろうな・・・そんな中で教わったことはたくさんある。決して会社で教わるんじゃない、お客様から教えてもらう・・・社会人になっても、こうやっていろんな事を教えてもらえる職業って、この営業職以外に何があるだろうか? 専門知識は別として、人との関わり方、いま流行語のK・Y、周りの空気をよむこと、お客さんと商売を飛び越えて笑いあえたときの感動、そんなものが自分の力となっていることに最近は改めて気づくことが多い。 その品物が安かれ高かれ、そんなのは二の次三の次で、まずは自分を売ること、自分を信用してもらってなんぼの世界。
だから商談がうまくいかなかったときは、自分がまだまだダメなんやって落ち込むこともある。 実はこれと同じことが音楽活動の中でも言えることに気づく・・・。

もちろん、作品そのものがお客さんの心を動かすのはあたりまえ、でもライブでは、それだけではお客さんは満足しない・・・それならCDを家で聴いていればいいんであって、ライブという空間では、それ以外の自分の演出そのものが勝負になってくる。 営業もそう、物を売るときは演出をする・・・見せる・触らせる・トークするといった演出・・・だから商売はショー売・笑売とも言う。 そしてそこで相手を感動させてはじめて品物が売れる・・・だから、ライブも同じようなところがある・・・足を運んでもらって感動してもらえて、「また来たいな・・・」「今度はいつライブがあるんですか?」と訊かれるような、そんなライブが出来るように早く自分もなりたいなって思う。 
仕事でも勉強、趣味でも勉強、人生、一生勉強なのかもしれないね。