今日は営業のづれ込みでお昼ご飯が遅かった。
とある食堂に入った時のことだった、年輩で作業着姿の男の人が、何やら携帯電話ごしに謝り倒していた。 「はい、おっしゃるとおりです」「はい、申し訳ございませんでした。」「はいっ・・・」「はい、そうですね。」「はいっ・・・」を繰り返すこと20分・・・なぜ20分かと言うと、僕が入って注文して食べ終わるまでその間ずっと、その作業着姿の男性は窓越しに立ったまま、それも、注文して橋も割らずに冷めていくオーダーを横に、すっとお客さんらしい人に謝っていたから・・・。
しばらくして、やっと電話を切ることが出来たみたいで、その年輩の男性は、メガネをはずすと同時に、ハンカチで目を押さえながら、「情けないなぁ・・・」とつぶやいていた。
「わかるよ、おっちゃん・・・俺もよ~くわかるよ。」そう言って思わず肩をたたいてあげたい気持ちでいっぱいになり、しばらく店を出てからも、何かせつないというか、胸にこみ上げてくる熱いものを感じながら思った、「世の中、もう少しだけでもいいから、お互いやさしくなれたらいいのにな・・・」って。
とある食堂に入った時のことだった、年輩で作業着姿の男の人が、何やら携帯電話ごしに謝り倒していた。 「はい、おっしゃるとおりです」「はい、申し訳ございませんでした。」「はいっ・・・」「はい、そうですね。」「はいっ・・・」を繰り返すこと20分・・・なぜ20分かと言うと、僕が入って注文して食べ終わるまでその間ずっと、その作業着姿の男性は窓越しに立ったまま、それも、注文して橋も割らずに冷めていくオーダーを横に、すっとお客さんらしい人に謝っていたから・・・。
しばらくして、やっと電話を切ることが出来たみたいで、その年輩の男性は、メガネをはずすと同時に、ハンカチで目を押さえながら、「情けないなぁ・・・」とつぶやいていた。
「わかるよ、おっちゃん・・・俺もよ~くわかるよ。」そう言って思わず肩をたたいてあげたい気持ちでいっぱいになり、しばらく店を出てからも、何かせつないというか、胸にこみ上げてくる熱いものを感じながら思った、「世の中、もう少しだけでもいいから、お互いやさしくなれたらいいのにな・・・」って。