さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

青春のBGM 「もうひとつの土曜日」

2010年11月16日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
受話器をしっかりと耳にくっつけながら、たぶん最初はたわいもない会話を、彼女としていたのだと思う。 その頃はよく、仲の良い同級生男女数名で遊んでいて、僕は連れの妹の友達という4つ年下のYに思いをよせていて、電話の彼女とは、ただの同級生・・・とはいうものの、学年でもトップクラスの美人だったから、まったく気がなかったわけでもない。

「Yちゃんと、このままうまくいけばいいね・・・」

「まあな・・・」「それより、おまえこそ、誰か好きな奴おらんのかいな。」

「いま・・・そばに・・・いてる・・・いいのに・・・」

「はあ?」「・・・!?」「今、おまえ・・・なんて言った?」


いうまでもなく・・・20歳そこそこの自分に、セルフコントロールはなくて。


その後、彼女に告白した場所も、今ではハンバーグレストランとなって25年以上も経つわけだが、この曲は当時、「LONELY」という浜田省吾のシングルレコードのB面だった曲で、「俺の気持ちなんや、聴いてくれ。」とカセットに録音して彼女に渡したことを、今でも鮮明に思い出してしまう。 青くさいというか、恥ずかしいというか・・・純粋だったというか。(苦笑)

それから2年の恋愛と別れがあった。