さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

音楽に浸りっぱなしの日

2012年08月05日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
先日、タワーレコードへ、スザンナ・ホフスのニューアルバム「SOMEDAY」を買いに行った。 



53歳とは思えない可愛い顔とキュートな声は、バングルス時代とちっとも変わっていなかった。 アルバム全体的には、非常に聴きやすい軽快なPOPといった感じ。アコースティック感が強いかな。 
このアルバムと一緒にジャケ買いしてしまったCDがある。



シガー・ロス「Valtari(ヴァルタリ)」、アイスランドのバンドで、名前だけは聞いて知っていたが、曲を聴くのは初めて。 なんでも今年のサマソニに出演だとか販売ポップには書いてあったな。 ジャケットがすごく気に入って、アイスランドと言えば、僕の好きなビヨークだし、その系統の音楽かなと思い切っての衝動買い。
それがまた買ってよかった! ロックでもなくPOPでもなく、なんだろう、どちらかと言えば実験的音楽?インスト?に近いかな・・・ほとんどボーカルというか歌らしきものはなく、全曲ゆったりとした、幻想的というほどでもないが、とにかく聴いていてすごく気持ちのいい、ヒーリング効果がある。 たぶん、何回も聴いていくうちに、アルバムの良さが判ってくるのだろう。Webで調べたら、「シガー・ロスの世にも奇妙な映像実験」というものを見つけた。 引用すると「シガー・ロスの世にも奇妙な映像実験』とは、バンドから12人の映画監督や映像ディレクターに同じ予算を渡し、今作を聴いて各自が感じたまま作品を制作してもらうプロジェクト・・・ということで、音楽から自由に映像をイメージした作品がYoutube等でアップされていて面白い。
本来、音楽とはそういうものなんだなと、これを見て思った。 歌詞がなくても、音が綴る空間の中で、聴く者のその時の精神状態や気分で、それぞれの解釈、イメージで受け入れる・・・そういう自然な音楽が僕は好きなのかも知れない。 プログレを時々聴きたくなるのもそういうことからだと思う。 
そうそう、今日買ったこの2枚、最近流行?の紙ジャケ仕様なのだ! 僕はハッキリ言ってこの紙ジャケが憎い!! いいじゃないか!この紙ジャケ!! まるで昔のLPレコード感覚そのものだし、プラスチックじゃなくエコに近いし・・・ただ、昔発売されたCDを再発で紙ジャケにして出すのは悔しい・・・そのために同じものを買い直す余裕もないが、またそこにリマスターだとか、特典DVD付だとかで出されると思わず買いそうになってしまうのだ。 なぜもっと早くからプラスティックケースじゃなく、この紙ジャケ仕様にしてくれなかったんだ!! CDよ、がんばって生き残って欲しいものだ、おまえが世に出たばかりの頃は、LPレコードを抱きしめアンチCD派だったが、今じゃMP3だとかメモリースティックだとか言って、タダで音楽を受け渡しされる時代の中じゃ、僕はCD、おまえの存在が愛しい。 そんなことを考えながら、腰痛を労わりながら一日中、好きなCDを聴きまくっていた一日だった。