今日、ネットオークションで落札した一枚のLPレコードが届いた。
それは、買おうか買うまいか、聴きたくないけど聴いてみたい・・・おかしなこと書いてるのは解ってるんだけれども、以前、「もう聴くことはないだろう」と思って・・・というか「聴きたくない」と思ったから売ってしまったレコードだった。
「音楽」というものは、その曲をよく聴いていた時代に、思い・感情を瞬時に戻してくれる魔法のようなものだ。
そしてその時の「思い出」というものは、すべてが過ぎれば「いい思い出に変わってくれる」というわけでもなく、いつまでたってもトラウマとして残っている場合だってある。
今回買ったレコードは、1986年作品の東映映画「道」(原作:セルジュ・グルッサール「ヘッドライト」)のサウンドトラック盤。
当時、つきあっていた彼女と観にいった映画でもあり、ここに書けるほどロマンチックな話がそこにあったわけでもないが、僕にとっては心の片隅に封印していた思い出を呼び覚ますキーワードでもある。
また、ここには当時亡くして間もない「親父」への思いも重なっていて、それらが今、ターンテーブルを回る一枚のレコードから、僕の心臓を鷲掴みするかのように流れている。
これを何度も繰り返し聴いて、飽きるまで聴いたときに、その思い出は、タダの若き日の思い出になってしまうのだろうか? またそれを望んでいるのだろうか?
貧しくて・・・とにかく貧しくて・・・好きな女性が出来ても、先を語る勇気もなく、ふざけてごまかしていたあの頃。
せつなくて苦しくて・・・自分に何の自信も持てなかったあの頃・・・1986年
あの頃の自分に語りかけて今夜は眠ろう・・・「そんなの大したことないよ。すべてはいま始まったばかり・・・君には想像出来ない大変なことがいっぱい起こる。」「でもね、同じだけ嬉しいことも起こるから・・・」
それは、買おうか買うまいか、聴きたくないけど聴いてみたい・・・おかしなこと書いてるのは解ってるんだけれども、以前、「もう聴くことはないだろう」と思って・・・というか「聴きたくない」と思ったから売ってしまったレコードだった。
「音楽」というものは、その曲をよく聴いていた時代に、思い・感情を瞬時に戻してくれる魔法のようなものだ。
そしてその時の「思い出」というものは、すべてが過ぎれば「いい思い出に変わってくれる」というわけでもなく、いつまでたってもトラウマとして残っている場合だってある。
今回買ったレコードは、1986年作品の東映映画「道」(原作:セルジュ・グルッサール「ヘッドライト」)のサウンドトラック盤。
当時、つきあっていた彼女と観にいった映画でもあり、ここに書けるほどロマンチックな話がそこにあったわけでもないが、僕にとっては心の片隅に封印していた思い出を呼び覚ますキーワードでもある。
また、ここには当時亡くして間もない「親父」への思いも重なっていて、それらが今、ターンテーブルを回る一枚のレコードから、僕の心臓を鷲掴みするかのように流れている。
これを何度も繰り返し聴いて、飽きるまで聴いたときに、その思い出は、タダの若き日の思い出になってしまうのだろうか? またそれを望んでいるのだろうか?
貧しくて・・・とにかく貧しくて・・・好きな女性が出来ても、先を語る勇気もなく、ふざけてごまかしていたあの頃。
せつなくて苦しくて・・・自分に何の自信も持てなかったあの頃・・・1986年
あの頃の自分に語りかけて今夜は眠ろう・・・「そんなの大したことないよ。すべてはいま始まったばかり・・・君には想像出来ない大変なことがいっぱい起こる。」「でもね、同じだけ嬉しいことも起こるから・・・」