最近、ヤフオクで昔のラジカセばかり見ている。 最初に僕が音楽と触れるきっかけとなったのが、親父がある日、知り合いの電気工事屋さんから買って帰ったラジカセ。
それはスピーカーがひとつのモノラルラジカセで、東芝のBOMBEAT???だった。
確か中学生になったばっかりの頃で、いまから思えば、あれは息子へのささいな入学祝い?だったのかなと勝手に思っている。 僕にしたら、それまで触れたことのない世界へのそれは扉だった。 そうか、あのラジカセがなかったら、僕はこんなにも音楽に汚染されていなかったのかも・・・。
そのラジカセが来る前は、本体が安物のプラスチックで加工された、おもちゃみたいなレコードプレーヤーがあって、それで初めて自分で買ったシングルレコードが、映画「ナイル殺人事件」のテーマソング「ミステリー・ザ・ナイル」だった。
それからというもの、毎日のように深夜ラジオにはまっては、ABCヤングリクエスト、MBSヤングタウン、OBCサタデーバチョン、オールナイトニッポンなんかを聴きながら、特に、角 淳一・原田伸朗・ばんばひろふみ・谷村新二各先生方からは、多くの性教育、いや、人生を学んだものだ。 当時、ヤマハのポプコンがミュージシャンの甲子園というか登竜門的コンテストで、そこからデビューしたミュージシャンたちを、「ニューミュージック」と呼び、それらアーティストが中心となる音楽を主に聴いていたのだが、平行して聴いていたのが、アニメソングと映画音楽だった。 アニメは12歳の頃、「宇宙戦艦ヤマト」に狂い出したのがきっかけで、アニメージュという雑誌を創刊号から買っていた男であり、自分でもサークルを作っては、ガリ版印刷で新聞?を発行する始末。(苦笑)
そんなんだったから、OBCの浜村淳氏がパーソナリティを務める「サタデーバチョン」の中でかかるアニメソングリクエストなんか、カセットテープにじゃんじゃん録音していた。 そうそう、このラジカセが来てからすぐにレコード店に走って買ったのが「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」のミュージックテープだ!うむ。
それから、音楽を聴くという行動に、今度は「音質」というものを求めるようになった僕は、当時中学1年から始めていた(高校3年まで続いた)朝刊配達の収入で、親の名前だけ借りて初めてのローン(クレジット購入)というのを覚え、自分で買ったのが東芝BOMBEAT RT-S85(写真参照)だった。
これはスピーカーが左右ふたつのステレオ出力。そう、左からピアノの音だったり、右からギターの音だったり真ん中からボーカルなんてふうに音が立体化されて聴こえるのだから、音もクリアで、しかも今度はFMも聴けて、カセットテープはハイポジが使える!!
もう、毎日音楽漬けで、特に土曜日は、夕方からNHK-FMリクエストアワーにはじまり、夜は10:20~11:00までの「夜のスクリーンミュージック」そして、AMに切り換えて11:00~のサタデーバチョンと忙しい忙しい・・・カセットテープはみるみるうちにたまっていくばかりだった。 FMラジオのクオリティーさは、もうたまらなく楽しかったなあ。 カセットテープにはインデックスカードというのがついていて、そこに曲目を書いたり、ボールペンの先でゴシゴシしたら、文字が転写できるシートを使ったりしてオリジナルカセットを何本も作った。 あぁ、みんな捨ててしまったよなあ・・・。
こういう、ラジオから音楽を録音して楽しむことを「エアチェック」と呼んだが、死語になってしまいましたな。(苦笑) ちなみに僕のこだわりで、カセットテープはマクセル、FM雑誌はレコパル・・・これは小学校2年からの腐れ縁ともだちが、カセットはTDK、FM雑誌はFMファンとうものに密かに対抗していたからともいえる。(笑)
では、懐かしのカセットテープのCMと「サタデーバチョン」のテーマ曲でも貼り付けておこう。
それはスピーカーがひとつのモノラルラジカセで、東芝のBOMBEAT???だった。
確か中学生になったばっかりの頃で、いまから思えば、あれは息子へのささいな入学祝い?だったのかなと勝手に思っている。 僕にしたら、それまで触れたことのない世界へのそれは扉だった。 そうか、あのラジカセがなかったら、僕はこんなにも音楽に汚染されていなかったのかも・・・。
そのラジカセが来る前は、本体が安物のプラスチックで加工された、おもちゃみたいなレコードプレーヤーがあって、それで初めて自分で買ったシングルレコードが、映画「ナイル殺人事件」のテーマソング「ミステリー・ザ・ナイル」だった。
それからというもの、毎日のように深夜ラジオにはまっては、ABCヤングリクエスト、MBSヤングタウン、OBCサタデーバチョン、オールナイトニッポンなんかを聴きながら、特に、角 淳一・原田伸朗・ばんばひろふみ・谷村新二各先生方からは、多くの性教育、いや、人生を学んだものだ。 当時、ヤマハのポプコンがミュージシャンの甲子園というか登竜門的コンテストで、そこからデビューしたミュージシャンたちを、「ニューミュージック」と呼び、それらアーティストが中心となる音楽を主に聴いていたのだが、平行して聴いていたのが、アニメソングと映画音楽だった。 アニメは12歳の頃、「宇宙戦艦ヤマト」に狂い出したのがきっかけで、アニメージュという雑誌を創刊号から買っていた男であり、自分でもサークルを作っては、ガリ版印刷で新聞?を発行する始末。(苦笑)
そんなんだったから、OBCの浜村淳氏がパーソナリティを務める「サタデーバチョン」の中でかかるアニメソングリクエストなんか、カセットテープにじゃんじゃん録音していた。 そうそう、このラジカセが来てからすぐにレコード店に走って買ったのが「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」のミュージックテープだ!うむ。
それから、音楽を聴くという行動に、今度は「音質」というものを求めるようになった僕は、当時中学1年から始めていた(高校3年まで続いた)朝刊配達の収入で、親の名前だけ借りて初めてのローン(クレジット購入)というのを覚え、自分で買ったのが東芝BOMBEAT RT-S85(写真参照)だった。
これはスピーカーが左右ふたつのステレオ出力。そう、左からピアノの音だったり、右からギターの音だったり真ん中からボーカルなんてふうに音が立体化されて聴こえるのだから、音もクリアで、しかも今度はFMも聴けて、カセットテープはハイポジが使える!!
もう、毎日音楽漬けで、特に土曜日は、夕方からNHK-FMリクエストアワーにはじまり、夜は10:20~11:00までの「夜のスクリーンミュージック」そして、AMに切り換えて11:00~のサタデーバチョンと忙しい忙しい・・・カセットテープはみるみるうちにたまっていくばかりだった。 FMラジオのクオリティーさは、もうたまらなく楽しかったなあ。 カセットテープにはインデックスカードというのがついていて、そこに曲目を書いたり、ボールペンの先でゴシゴシしたら、文字が転写できるシートを使ったりしてオリジナルカセットを何本も作った。 あぁ、みんな捨ててしまったよなあ・・・。
こういう、ラジオから音楽を録音して楽しむことを「エアチェック」と呼んだが、死語になってしまいましたな。(苦笑) ちなみに僕のこだわりで、カセットテープはマクセル、FM雑誌はレコパル・・・これは小学校2年からの腐れ縁ともだちが、カセットはTDK、FM雑誌はFMファンとうものに密かに対抗していたからともいえる。(笑)
では、懐かしのカセットテープのCMと「サタデーバチョン」のテーマ曲でも貼り付けておこう。