高校3年間は、毎日のようにブラスバンド部の練習で帰りが遅くなっていた。
自宅のあった吉野郡大淀町の下市口駅から、僕の通っていた王寺工業高校までは、近鉄と国鉄を乗り換えての通学で、1時間から1時間10分程で、帰りの電車は、国鉄和歌山線、五条行きが1時間に一本という田舎線だったから、乗り遅れるとまた1時間待ちという・・・まあ、そんなんだったから、たくさんの小説を読んだり、たくさんの音楽をウォークマンで聴くことが出来た。
ちょうど国鉄から近鉄に乗り換える分岐点が吉野口駅で、そこでは当時片思いしていた仁美ちゃんの通う五条高校の学生たちと合流する駅でもあったので、僕にとってはとてもとても大切な駅でもあった。(笑) でも、部活で遅くなると、この駅に降りるのが夜の10時をまわってたりすることも度々で、そんなとき、乗り換えの近鉄吉野行き電車がホームにくるまでの時間に3分というのがあって、そのときによく聴いていた曲がこの「神様に感謝をしなければ」だった。 2分58秒・・・それを知っていた僕はいつもこの曲にカセットテープを巻き戻しておいて、「あれ?今日は電車遅れてるやんか。」なんて思いながら聴いたり・・・片思いの恋を忘れようと努力していたり。
自宅のあった吉野郡大淀町の下市口駅から、僕の通っていた王寺工業高校までは、近鉄と国鉄を乗り換えての通学で、1時間から1時間10分程で、帰りの電車は、国鉄和歌山線、五条行きが1時間に一本という田舎線だったから、乗り遅れるとまた1時間待ちという・・・まあ、そんなんだったから、たくさんの小説を読んだり、たくさんの音楽をウォークマンで聴くことが出来た。
ちょうど国鉄から近鉄に乗り換える分岐点が吉野口駅で、そこでは当時片思いしていた仁美ちゃんの通う五条高校の学生たちと合流する駅でもあったので、僕にとってはとてもとても大切な駅でもあった。(笑) でも、部活で遅くなると、この駅に降りるのが夜の10時をまわってたりすることも度々で、そんなとき、乗り換えの近鉄吉野行き電車がホームにくるまでの時間に3分というのがあって、そのときによく聴いていた曲がこの「神様に感謝をしなければ」だった。 2分58秒・・・それを知っていた僕はいつもこの曲にカセットテープを巻き戻しておいて、「あれ?今日は電車遅れてるやんか。」なんて思いながら聴いたり・・・片思いの恋を忘れようと努力していたり。