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鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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2017-4-1 常磐線運転再開区間乗車(浜吉田~相馬、原ノ町~浪江)

2017年04月01日 | 乗り鉄日記
4月1日、常磐線の浪江~小高間が約6年振りに運転を再開しました。31日午前0時に浪江町の他2町村で避難指示が解除されたことにあわせての運転再開です。

昨年7月12日に小高~原ノ町間、12月10日には相馬~浜吉田間が駒ケ嶺~浜吉田間の線路移設による復旧で再開していたのも合わせ乗車しに行きました。
なお、常磐線のいわき~岩沼間は震災時点で未乗車区間だったので、鉄路復旧ごと乗車しに行っています。

■再開1番列車に使われたのは仙台車両センターの701系F2-515編成(運用から推測)


●4月1日
【236M】仙台1023+2→原ノ町1144+2
【128M】原ノ町1148→浪江1208
236Mは6両編成。原ノ町到着場面ではガラガラだったのに、乗り換えの128M2両の車内は東京側から代行バスを使って乗車されに来た方もいたため若干の混雑振り。
 
【247M】浪江1219→仙台1418+1
この日の仙台直通1番列車。原ノ町で19分間の長時間停車。仙台まで増結はなく2両編成なので岩沼を過ぎた辺りから超満員に!


■浜吉田駅
ここから先が未乗車区間。


■浜吉田~山下
移設区間の分岐点。旧線跡と別れて新線は右にカーブ。
 

■山下駅
1面2線の高架線駅。駅前は区画整理されています。
 

■山下~坂元
 

■坂元駅
1面1線の高架線駅。常磐線で宮城県の最南駅。駅前は山下駅と同様区画整理されています。
 

■坂元~新地
  

■新地駅
ここから福島県入り。2面2線の地平駅。旧新地駅は、新駅とほど近いところに位置しています。
 

■新地~駒ヶ嶺
新地を出発し小さい橋を渡ったところで左から旧線跡と合流し既設線を進みます。
 

■駒ヶ嶺駅
 

■相馬駅
浜吉田~相馬間の乗車を完了。
 

■原ノ町駅
長年、651系K202編成が留置されていましたが、2016年3月に解体撤去されました。
  

■原ノ町から浪江へ
再び未乗車区間に乗車します。


■小高駅
下り線は中線を使用し仮設ホームでの発着となっています。
 

■桃内~浪江
  

■浪江駅
  

■浪江駅構内
駅舎から一番離れた3番線を発着に使用。構内中央に仮設通路を設け改札への通路としています。
   

■全線復旧に向けて・・・
富岡方面へは2020年3月までの開通に向けて計画が進められています。


■浪江駅前
列車が復旧し、これからの街の復興を応援します!
  

以上により再びJR、私鉄全線100%乗車となりました。※鉄路および列車代行バス区間を含む条件付

(備忘録)常磐線いわき以北の復旧状況と乗車記録
 2011年
   3月11日 東日本大震災発生により全線で運転見合わせ
   (揺れによるレール屈折・諸設備倒壊、津波による線路・駅舎流出、車両損傷、原発影響等)
   4月12日 亘理~岩沼 再開 → 6月4日乗車
   4月17日 いわき~四ツ倉 再開 → 5月7日乗車
   5月14日 四ツ倉~久ノ浜 再開 → 6月26日乗車(ブログ記事省略)
   5月23日 相馬~亘理 代行バス運転再開 → 2012年5月26日乗車
  10月10日 久ノ浜~広野 再開 → 2012年4月7日乗車
  12月21日 原ノ町~相馬 再開 → 2012年5月26日乗車
  (車両を輸送し孤立復旧ながらも復興に向けた大きな一歩)
 2013年
   3月16日 浜吉田~亘理 再開 → 4月21日乗車
 2014年
   6月 1日 広野~竜田 再開 → 10月18日乗車
 2015年
   1月31日 竜田~原ノ町 代行バス運転 → 7月11日乗車
  (震災後、代行バスにより常磐線が一つに結ばれました)
 2016年
   7月12日 小高~原ノ町 再開 → 今回乗車
  12月10日 相馬~浜吉田 再開 → 今回乗車
  (仙台側の鉄路復旧距離が一気に延びました)
 2017年
   4月 1日 浪江~小高 再開 → 今回乗車
  10月頃 竜田~富岡 再開予定
  (2017年内に未復旧区間が20.8kmまでに短縮されます)
 2020年
  3月末まで 富岡~浪江 再開予定

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