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頭の整理したくてジムじゃなく久しぶりに近所のスーパー銭湯に出掛けた。案の定、平日の昼間でも暇人は居るもので脱衣所も大浴場も露天風呂も割と多かった。朔太郎に銭湯の詩はないが彼に成り切り見ず知らずの男達に囲まれ無言で過ごす時間を愉しんでいた。
「弱い人間ほど鎧兜で身を固め立派に見せようとする。重たい甲冑を脱げば皆同じ人間なのに。」
露天に浸かって周りを見渡せば勲章もらった老兵とか闘いに疲れた傷病兵ども?鎧兜など何も要らない、強く見せる必要もない、裸になって湯に入れば皆一人の人間なのだ。自分を取り戻し元気になったような気がした。