捌けない、成果上がらない部下を目の前にどう叱ってもいくら悩んでも仕方ないこと、ちょっと接し方を変えるだけでみるみる効率が上がる方法がある。但しあらゆる部下に通じるかというと疑問だが、まあ10人に1人でも期待にそぐえば御の字、そんな気持ちで試して欲しいものだ。あくまでも経験則からの提案で保証はしない。
『人々が機嫌よく働くためには次の三つが必要だ。その仕事に向いていること、働きすぎないこと、そして、やればうまくいくと感じていることだ。』(ジョン・ラスキン)
一々口を挟まず尋ねてきたら教えてやる、煽てて任せることが前提。やればできるという気持ちと上手くいく感覚を早く実感できることが肝要のようだ。小さなことでも上手くいけば、それをきっかけにプラスの循環が生まれてくるもの、早い段階でよい循環をつくり回転させれば自信と行動に弾みがつき能率ももっと上がるだろう。