徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

ソロバン勘定に唖然?大阪のおばちゃん

2011年02月03日 | 出張先々
口は悪いし、がめついけど心は優しい浪花人気質!?久しぶりの大阪なんばでそんなおばちゃんに会いました。いつものように時間があればあちこち歩き回る性分でして、今回は心斎橋からなんば界隈に出没しています。

心斎橋筋は相変わらずの人混みで行き交う人も寒そう、定番の黒門市場に顏を出し、千日前商店街に。なんば花月の看板を尻目に「道具屋筋」へ行って来ました。台所用品や器物からPOP用品、のれん、のぼりなどの販促物まで揃う商売人にとっては心強い味方の通りです。もちろん素人や一般消費者も大歓迎で、やはり大阪名物のたこ焼き器、お好み焼き器、冬定番の土鍋などが店頭店内にところ狭しと積まれていました。
いろんな店を覗いて回り、興味本意に商品を手にとっていたら、手元が狂い湯飲みをかげさせてしましたったのでした。「かなんなぁ?どないしょ!?」と罵声に似た声がして、店のおばちゃんが近寄ってきました。素直に謝ると仕方ないと思ったのか?急に優しい口調で「あほやな、気いつけなあかんで!」。そしてその声の後、おばちゃんは何を思ったのか?代金は「かまへん」と言い出したのでした。それよりなにか別の品を買うように促されました。それでこのかげた湯飲みをどうするのかと訊ねると?特売時などに理由有り商品で売る、通常ほとんど売れない品も傷物という触れ込みなら結構売れると言うのです。訳のわからない?理屈でした。

湯飲みより高い代償の土産品を手にして新幹線に乗り込みましたが、その時ようやく、はっと気付いたのでした。さすがに大阪のおばちゃんのソロバン勘定、やられましたね!?転けてもタダでは起きない浪花の商売人根性をみた思いがしました。

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