徳ちゃん繁昌リポート

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【市場探訪】盆商戦真っ只中の黒門市場

2011年08月12日 | 出張先々
黒門市場の朝は料理屋、ホテル、飲食店など業者相手の中卸しで始まる。早朝の市場通りには商いの駆け引きの声がこだましています。消費者市場はそのあとで旬や活きのいい食材を求めて多くの客が訪れるのです。
なにせ魚屋だけでも40軒ほどが乱立状態?普通ならそんなに魚屋ばかりだと共倒れと思いきや、ここはそれぞれの個店がマグロ、ふぐ、クジラなどの特化店で、しっかりした店の売りを持っています。そしてそれぞれにしのぎを削っているのです。

この市場の中でもひときわ客を集める店が「千成屋」で、なんでも創業55年の老舗、店頭には産直の青果物、店内にはあますところなく生鮮品や日配食品を展開する小型スーパーです。通路幅も狭く泥臭さの残る店ですが、大阪弁も飛び交い、図々しいオバチャンもいて、なんか市場にはぴったり合うって感じですよ。下町の風情も漂いなぜかほっとする店なんです。

金沢なら近江町市場、京都なら錦市場、大阪はやっぱり黒門市場ですか!?ここの賑わいが商売繁昌のバロメーターみたいな気がして、景況の良し悪しで客足もそうですが、買う量、買い方も違うようですよ。
朝の出足も早いようで、今年のお盆商戦はどんなふうでしょうかね!?
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