徳ちゃん繁昌リポート

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発想変えなきゃ?企業間取引セミナー開催

2010年07月13日 | 仕事モード
プロダクトドリームは過去の遺物、現代はマーケットインの時代。流通の主導権はすでに消費者にある訳で、消費の多様化と消費低迷は食品卸業界にも多大な影響を及ぼし、単価下落や売り先の業績不振、販売量の減少などでどの企業もかなり厳しい経営状況のようですね。

そこで、食品関連産業の特性を理解し、仕入れ担当バイヤーに対して効果的な営業手法やツールの活用方法などを学ぶ目的の、成約率を上げるための秘策「食品関連産業限定!企業間取引(BtoB)販路開拓特別セミナー」が開催された訳です。会場の福岡市中小企業サポートセンター研修室には梅雨の最中、地場の中小食品卸し業の受講者が集まりました。
量販スーパーのバイヤー経験もあり、現在も食品業界(中小の小売、加工卸し等)の指導実績からの依頼で、場数は踏んでいるものの資料作りなど大変でした。今風仕入れ担当バイヤーの要求は承知してるつもりですが、昔と違ってバイヤーさんの考え方も勉強の仕方もかなり進化しているようです。モノが売れない時代に伝える工夫とアイデアが問われています。ただ安く商売するだけなら誰にでもできますからね。
講義内容は主に①バイヤーの悩みや考えを知る②自社製品のPR手法を学ぶ③バイヤーの意図する営業方法やツールの提案などで、みっちりと3時間勉強いただきました。マーケティングや切り口を変えた営業スタイル、ノウハウなどをわかりやすくPCとOHPを交えて解説、PRシートを使ったプレゼン発表会も行いました。

やはりブランドづくりが課題即ち他社製品との違いが明確でなかったようでした。また、どんなに優れた逸品でも伝えるスキルやツールがなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
そう言った意味では今回の参加企業さん、発想の転換という点では少しはお役に立ったのではないでしょうか。何かのヒントにでもなれば幸いです。今後とも健闘をお祈りいたします。

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