【寄り道紀行】四季は巡る桜前線！広島

長い長い冬に終止符を打ち待望の春到来？とはいえ気温上がらず、出張先ではオールシーズン対応型の衣替えで大変です。寒暖の差や台風並みの強風が吹き荒れたり？異常気象は未だ続いているようです。

しかし春見たさに早朝、紙屋町のホテルから足を延ばしたのは平和記念公園、そこにはほぼ満開の桜が咲きほころび、張り詰めた空気の中、青空と太陽の陽をいっぱい浴びてピンク色が輝いています。春、日本の春って最高！眠った大地が活動を再開するような息吹きさえ感じ、私達に蘇生と生命力の強さを教えてくれるようです。
公園のあちこちで散歩する人達が思い思いに桜の木々を見上げて背伸びしたり深呼吸したりと気ままに春を楽しんでいます。今日は私もその仲間入りですね。
そんな時、隣り合わせた老婦人がポツリひと言「花さえ咲かなかった廃墟にも今年もこんなに綺麗な桜が！」ハッと脳裏をかすめたのは３・１１の東北地方のことでした。

四季は廻り、待ちわびた東北の春ももう間もなくでしょう！？復興を願う弘前城(青森県)、角舘(秋田県)、船岡城趾(宮城県)そして鶴ケ城(福島県)などの名所にも満開の桜が乱れ、花見を楽しむ人達の賑やかな笑い声が聞こえるようでした。