徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

【寄り道紀行】知覧で見た惨い歴史の証言

2013年08月08日 | 出張先々
暑い暑い鹿児島、鹿児島中央駅からバスに揺られ産業道路を抜け山越えの道へ、車窓には長閑な田園風景が広がっていました。そして1時間半近くようやく盆地の中にある知覧町に到着したのでした。

鹿児島の観光スポットの知覧町はお茶と武家屋敷そして特攻の出撃基地として有名な町です。バスの終点に「知覧特攻平和会館」があり早速入館しました。そこは太平洋戦争末期、爆弾を積載して飛行機もろとも敵艦に体当たりしていった若者達(17~20歳前半)の笑顔の遺影や数々の遺品が展示されていました。死を強要され片道分だけの燃料を積み込み出撃して散っていった若者達、目を背けたくなるような悲惨な戦争の傷痕に表現できないくらいの大きな衝撃うけたのでした。照りつける灼熱の太陽があまりに強烈すぎて目もかすみ暫くは込み上げてくる涙を抑えることはできませんでした。
気持ち晴れぬままにその後武家屋敷を散策。広々とした屋敷群の道のりは整備され、古風な町並みと調和し、こんな寂しい山奥なのになぜか落ち着きを感じましたね。川の水辺には鯉が泳ぎそれを眺めているとようやく心を和らげてくれるようでした。

出張の足で訪れた知覧町、今年も終戦の日を迎えますが日本人なら一度は足を運ぶべき歴史の証言地であることは確かのようです。それにしても若年層の見学者の多さには驚かされましたよ。
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