岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

ブログのカテゴリー変更について

2020年02月20日 03時25分22秒 | 紀行文・エッセイ
「岩田亨の短歌工房」カテゴリーの変更について

 このブログは文芸サイトとして始まった。斎藤茂吉、佐藤佐太郎、短歌、日本語、について考えるのが目的だった。

 これに変化をもたらしたのは第一次安倍内閣の誕生だった。「短歌研究」の「短歌年鑑」の座談会で「ナショナリズムの高揚」が批判的に取り上げられ(佐佐木幸綱、小池光、高野公彦が出席者)、ツイッターでは歴史研究者から「歴史修正主義を軽視すべきではなかった。どうせ素人だからと見くびっていたのが間違っていた」こういうつぶやきがあった。僕は大学で歴史学を学んだという自負があった。「黙ってはいられない」こう思って「歴史に関するコラム」のカテゴリーを作った。

 だが、その後2014年あたりからそれでは済まなくなった。「集団的自衛権の一部行使を容認する閣議決定」「安保法」「共謀罪」。その前には「特定秘密保護法」もあった。「戦後民主主義」が根こそぎ否定される危機感を持った。

 そこで政治経済について論考を書くようになった。そこで、「身辺雑感」のカテゴリーに思うままを書いた。このカテゴリーは後に「エッセイ」「覚書・メモ・エッセイ」と名を変えた。「歴史に関するコラム」は「歴史論」と名前を変更した。

 だがブログ開設の時点では予期しなかったことなので混乱が始まった。現代に関する論考が「歴史論」「エッセイ」にまたがるようになった。その場の感覚でどちらのカテゴリーに入れるかアトランダムに決めた。

 「日本ペンクラブ」に入会してその声明や、会長の談話の紹介を「歴史論」で始めた。そこでますます統一性が取れなくなった。

 そこで、訪問者数が100万を超えたいま、思い切って、カテゴリーの変更を行った。

 現代社会に関するものは「政治経済論・メモ・エッセイ」に統一して分類した。歴史に関する論考と日本ペンクラブなどが発表した声明などは、まとめて「歴史論・資料」のカテゴリーに分類することとした。

 だがこれらは本来の文芸サイトからみれば畑違いである。そこでカテゴリーの末尾に並べて表示することとした。

 今の日本は時代の転換点にきている。これに触れないわけにはいかない。そこでこうなった次第である。どうかご理解をいただきたい。




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