岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会」東京歌会:2013年10月

2013年10月16日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河の会」東京歌会 2013年 10月 於)早稲田奉仕園セミナーハウス

1短歌の素材:

「口内に弾けるイクラに感じる北の海の味」「水脈を吹く風音とひかり騒立つ湖」

「晩年の幸せを予言した八卦見」「港湾の崩れた護岸」「夜祭の金魚すくい」

「履き癖あらわに積まれた靴の修理屋」「家路地の秋海棠に思うもう一人の姉」

「亡き母の残したドライフラワー」「繁りたつ葉陰に咲いた紫陽花」

「秋の庭の蟷螂」


2・主な論点:

 「思い入れが激しくはないか」「大きな景だが言葉が多すぎる」「吾がない」

 「言葉を尽くしているか」「言葉が固い」「下の句に言葉が詰まり過ぎている」か」

 「大雑把で唐突ではないか」「焦点が絞れていない」「結句に工夫の余地がある」

3、その他:

 ・長沢元代表の病状が報告された。
 
 ・元運営委員の娘が亡くなったことが報告された。
            (その足で僕はお通夜に行った)

 ・傑出した指導者はいないが、研究会の体を為してきた。

 ・病気で欠席している会員の消息が報告された。




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