「運河の会」東京歌会 2013年3月10日(日)於)早稲田奉仕園セミナーハウス
1、短歌の素材:
「高齢になって知らせ(訃報、病気)」「暗雲の下の飛行機の編隊」「老いの境地」
「朝市の野菜の中の独活」「仏壇に供えた花を惜しみて伐る」
「菜の花と牡蠣のパスタの昼餉」「亡き人の煙草ケースに偲ぶ心」「浜の海藻の朝の輝」
「丘陵の針葉樹林の陰影」「病院で見舞客を待つ心」「諦念の弟との会話」
「師の逝きて1年の感慨」
2、主要な論点:
「内容が読者に伝わらない」「比喩の平凡さ」「的確に言葉が使われているか」
「別の言葉で表現で出来ないか」「内容がごたごたしていて整理出来ないか」
「漢語の多さの是非」「表現がやや大仰ではないか」「言葉の整理は出来ないか」
「不要な言葉はないか」
3、会の運営について:
「会費は現行のままに据え置く」「病気欠席の会員にお見舞いの花を贈る」「山内照夫副代表が亡くなって一年残って会員が作って来た研究会の形の歌会である」4その他:斎藤茂吉と佐藤佐太郎」の脱稿を報告し、最終ページの写しを配布した。
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