「運河東京歌会」 於)早稲田奉仕園 7/8
1.題材:
「背丈を越えて咲く立葵」「足病みで観音に祈る」「モノレールの歩廊の鳩」
「若葉の木の下をゆく園児の列」「シングルマザー」「合歓の木の葉の閉じる時」
「水槽の中の水母」「わずかな野菜を売る農家の戸口」「スカイツリー」
「白百合の花」「賜った歌集の中の一首」「卓球の優勝杯返還時の一言」
2・論点:
「言葉の意味が重なっているのではないか」「この表現で読者に伝わるだろうか」
「何が中心かはっきりとしていない」「見たままでいいのだろうか」
「植物学用語を使うのは、いいか?そうでないか?」「余計な表現はないか」
「細か過ぎはしないだろうか」「比喩が効いているか否や」「ルビに無理がある?」
3・来月の事:
8月は盂蘭盆会の期間だが、定例の歌会は開く。
======================================
「運河神奈川サロン」 7/14 於)サポートセンター
1・題材:
「夜の里山」「パラグライダー」「力なき蛍」「雨の降る日の木々の息づき」
「子の家族を待ちながら八朔の皮を剥く」「若き日に詠った謡曲」「大仏殿の礎石」
「篠竹のしなやかさ」「滾ち流れて来た水が青く淀む崖下」「紫陽花の花」
2・論点:
「言葉遣いが強すぎるのではないか」「より的確な表現はないだろうか」
「言葉のリズムに寄りかかってはいないだろうか」
「視点はよいが表現の工夫の余地がある」「読者に伝わるだろうか」
「結句が甘い」「表記に工夫の余地はないだろうか」「読者が季節を誤解しないか?」
「主観の入れ方は良いが印象がより鮮明になる工夫はないだろうか」
「花の姿が読者に伝わるだろうか」
3・「帰潮」の輪読会:
・1948年(昭和23年)の作品から15首を読んだ。
・次回は「運河」誌上の『運河往来』を読む。
4・連絡事項:
・来月8月は「お休み」とする。9月の場所を改めて確認した。