岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会」かながわサロン:2013年7月

2013年07月13日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河の会:かながわサロン 於)県民活動サポートセンター 7月13日

 1、短歌の素材:

 「待合室の背後の老いの声」「記憶の変容交えての余生を感じる」

 
 「地上に影を落として飛ぶ飛行機」「ひとり泣き一人叱られる夕暮」

 「階段を駆けてくる乗客を待つ地方の駅」「前日の花火残りを焼く煙の漂う砂浜」

 「窓近く見える一羽の鴎」「妻の鏡の様な人と話して感じる複雑な心情」

2、主な論点:

 「作品の幅と幅と曖昧さは違う」「言葉が的確か」「下の句に工夫の余地はないか」

 「作者の位置が分からない」「内容が童謡的で、下の句に工夫の余地はないか」

 「結句が浮いているのではないか」「一気に詠えているか」「結句に工夫の余地はないか」

 「一般的な言い方で、意地悪さが感じられはしないか」

3、短歌の学習:

 ・佐藤佐太郎の「帰潮」より14首を選んで輪評した。


4、その他:

・八月は休会。十月、十一月の会場は未定なので「キャンセル待ち」をする。

・会員の出した歌集のお祝いをした。




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