「運河の会:かながわサロン 於)県民活動サポートセンター 7月13日
1、短歌の素材:
「待合室の背後の老いの声」「記憶の変容交えての余生を感じる」
「地上に影を落として飛ぶ飛行機」「ひとり泣き一人叱られる夕暮」
「階段を駆けてくる乗客を待つ地方の駅」「前日の花火残りを焼く煙の漂う砂浜」
「窓近く見える一羽の鴎」「妻の鏡の様な人と話して感じる複雑な心情」
2、主な論点:
「作品の幅と幅と曖昧さは違う」「言葉が的確か」「下の句に工夫の余地はないか」
「作者の位置が分からない」「内容が童謡的で、下の句に工夫の余地はないか」
「結句が浮いているのではないか」「一気に詠えているか」「結句に工夫の余地はないか」
「一般的な言い方で、意地悪さが感じられはしないか」
3、短歌の学習:
・佐藤佐太郎の「帰潮」より14首を選んで輪評した。
4、その他:
・八月は休会。十月、十一月の会場は未定なので「キャンセル待ち」をする。
・会員の出した歌集のお祝いをした。