「運河の会」東京歌会 於)早稲田奉仕園セミナーハウス 8月12日(日)
1.短歌の素材:
「福笑いに託した心情」「谷川に沿って咲く釣船草」「月の夜のれ雲:執着心を捨てる」
「夏の強き日差に光る蝉の翅」「百合の木の地上茎」「炎熱の下に咲く夾竹桃」
「青田の中の白鷺」「おじいちゃんと呼ばれ笑顔を見せる子」「亡き父に貰った掛軸」
「時の鐘の鳴る午前六時」「震災の死者を悼んでの合掌」。
2. 論点:
「初句が大袈裟過ぎはしないか」「奇麗に出来てはいるが、それだけではないか」
「お膳立てが揃い過ぎではないか」「漢字の表記に問題はないか」
「結句が結論になってはいないか」「無駄な言葉はないか」「3人登場は多過ぎでは」
「きちんと終止形になっているところは有るか」「言葉の選択はこれで良いか」
「様々入れ過ぎではないか」。
3.歌会の方式:
結論は出さずに自由闊達に議論し、あとは宿題として各自が持ち帰る。それからは作者がどう考えるか。誰かに指導されたり、直されるのを目当てに歌会に来ない。議論し考える材料を持ち帰るという方式にした。出席者の全員でそう決定した。その方が各自が自覚的な歌会になるだろう。
4. 次回の打ち合わせ:
次回の歌会の方式について、様々と意見が出た。「今回の方式も良かった」という意見が有り、次回もこの方式で行ってみることとした。
試行錯誤しながら歌会の方式は、自ずから定まっていくだろう。