岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「星座」かまくら歌会:2014年9月

2014年09月08日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「星座」かまくら歌会 2014年9月5日 於)婦人子供会館新館


1、短歌の素材:

「モノレールを降りて街に散り行く人ら」「子と共に超える子午線」「虹を見ての感慨」

「境内の桜は魂と言う僧侶」「翅を拡げ行く昆虫」「視線の先の緑に安らぐ心」

「蛍の光からの連想」「托卵される鶯からの感受」「ビジネスマンから教わった日本語」

「父母、兄弟の亡くなったあとの心境の変化」「日常が非日常となり得る危うさを感じる」

2、主な論点:

「言葉は適切に使われているか」「読者に作者の思いが伝わるか」「大仰な表現はないか」

「俗語を使わず平明にさらりと表現する必要性」「イメージ先行ではないか」「助詞の用法」

「事実報告になっていないか」「作品の主題は明確か」「助動詞の用法は的確か」

「表現の曖昧さと象徴は違う」「俗語も場合によっては活きる」「俗語が合わない場合」

「言葉の工夫はされているか」「助詞の『に』の超出はしつこい」

3、会の運営:


・参加者が全員発言したあと、尾崎左永子主筆が講評する。

・尾崎主筆が出席されるのは久し振りで、「音韻」「韻律」「連作」「語感」「助詞の用法」など不断にまして、多くのことが学べた。

・僕自身の問題。日程を間違えて遅刻をしていまった。だが「詩人の聲」で培った詩歌の批評が自信を持って発言出来た。


・懇親会があったようだが、僕は「詩人の聲」を聞きに、京橋まで急いで引き返した。




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