角川短歌賞、俳句賞授賞式。
角川賀詞交換会2020年@東京会館。1月27日。
今年度の角川短歌賞と俳句賞とは、両方ともダブル受賞だった。性格の全く異なる作品が最終選考に残った。短歌も俳句も評価基準は様々だから、こういうことはありうるだろう。
短歌賞の方は、リアリズム短歌と象徴的技法を用いた、作家が受賞した。一人は「塔短歌会」の会員、もう一人は「塔短歌会」の元会員。この短歌会は「アララギ」の高安国世から出発しているが、どういう評価基準をもっているのだろうか。
続いての、角川賀詞交換会。
角川文化財団が巨大な石造りのミュージアムとその工事の安全を願う神社を建設している。これには、やや首を傾げた。神社と来れば「戦前回帰」の臭いもする。杞憂ならばよいが。
乾杯の発声は高橋睦郎。岡野弘彦や馬場あき子が乾杯の発声をしていたが、世代交代したという面持ち。
挨拶「評価は後世の人々が判断する。受賞者は間違っても、自分の身内を短歌賞に押し込むようにはならないように。」忌憚のない発言。角川短歌賞の選考委員に「塔短歌会」の永田和宏がはいっていた。かなりの皮肉と感じた。
僕は、腸閉塞にならないように、慎重に食べられるものを選んでいったので、ほとんど談笑できなかった。
ウドンを食べたが、スルスルとは飲み込めず、100回噛まなければならない、肉は50回噛んだ。。
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