「霧が丘短歌会」2020年1月 @霧が丘グリーンタウン第一住宅集会所
霧が丘短歌会の1月講座を1月27日に開催した。
叙景歌が多く、目で見たものを的確に表現しようとしている。しばしば叙景歌が基本と言われるのは、目で見えるものを表現できなくて、心理詠などには到達できないということ。
象徴派で前衛短歌の塚本邦雄が、初期の段階で、斎藤茂吉ばりの作品を創作していたと、亡き安森敏隆の「日本歌人クラブ」の講演で聞いた。会員に話した訳ではないが、自然とそうなって来た。
課題。
「表現が曖昧ではないか」「口語が目立ち過ぎてはいないか」「余計な言葉はないか」
「言葉が忙しくないか」「必要な言葉が欠けていないか」「オノマトペで作品が甘い」
「寝所が十分に表現されているか」。
後半は「星座α」の尾崎主筆の歌集から作品を全員で音読。これが案外効果があるようで、音読を始めてから、作品の出来が良くなってきた。
最後に「短歌の修練のために」を確認した。
1、短歌をたくさん詠む。2、短歌をたくさん読む。3、短歌を音読する。
4、現代詩を読む。5、良質な芸術に親しむ。
会員募集。
毎月第4月曜、10:00から12:00まで。受講料2000円。
問い合わせ先、045-922-5542(岩田宅)