岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会2020年1月

2020年02月03日 12時53分33秒 | 霧が丘短歌会
「霧が丘短歌会」2020年1月 @霧が丘グリーンタウン第一住宅集会所

 霧が丘短歌会の1月講座を1月27日に開催した。

 叙景歌が多く、目で見たものを的確に表現しようとしている。しばしば叙景歌が基本と言われるのは、目で見えるものを表現できなくて、心理詠などには到達できないということ。

 象徴派で前衛短歌の塚本邦雄が、初期の段階で、斎藤茂吉ばりの作品を創作していたと、亡き安森敏隆の「日本歌人クラブ」の講演で聞いた。会員に話した訳ではないが、自然とそうなって来た。

課題。

「表現が曖昧ではないか」「口語が目立ち過ぎてはいないか」「余計な言葉はないか」

「言葉が忙しくないか」「必要な言葉が欠けていないか」「オノマトペで作品が甘い」

「寝所が十分に表現されているか」。

 後半は「星座α」の尾崎主筆の歌集から作品を全員で音読。これが案外効果があるようで、音読を始めてから、作品の出来が良くなってきた。

 最後に「短歌の修練のために」を確認した。

 1、短歌をたくさん詠む。2、短歌をたくさん読む。3、短歌を音読する。

  4、現代詩を読む。5、良質な芸術に親しむ。


 会員募集。

 毎月第4月曜、10:00から12:00まで。受講料2000円。

 問い合わせ先、045-922-5542(岩田宅)




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