「運河の会 かながわサロン」2015年10月 於)戸塚女性フォーラム
久し振りの「運河かながわサロン」僕が出席する作品批評会の一つだ。本格的に短歌に取り組むようになって。初めて作品が批評された。15年前だがかなり緊張したのを覚えている。
だからこの歌会への愛着はことのほか大きい。
この日出詠されたのは10首。事実報告的なもの、固有名詞の用法に工夫の余地があると思われるもの、表記に頼った者、作者が一人合点しているもの。様々な難点が目についた。
これは「詩人の聲」のプロジェクトで見聞したこと、「星座」の尾崎主筆から吸収したものから得た感触だ。
現代詩の批評基準と尾崎主筆の評価l基準に基づく。ほぼ評価に大きな間違いはなかろう。
だが僕が出詠した作品にも課題がいくつか見つかった。ここが歌会(作品批評会)の怖いところ。自分の作品を客観的に見る難しさとともに、歌会に出る積極的意義を感じる。
「運河の会」の山内元代表は若い頃、一か月に4回の歌会に出詠していたそうだ。歌会(作品批評会)は研鑽の場である。