岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会かながわサロン」2015年10月

2015年11月03日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河の会 かながわサロン」2015年10月 於)戸塚女性フォーラム


 久し振りの「運河かながわサロン」僕が出席する作品批評会の一つだ。本格的に短歌に取り組むようになって。初めて作品が批評された。15年前だがかなり緊張したのを覚えている。


 だからこの歌会への愛着はことのほか大きい。


 この日出詠されたのは10首。事実報告的なもの、固有名詞の用法に工夫の余地があると思われるもの、表記に頼った者、作者が一人合点しているもの。様々な難点が目についた。


 これは「詩人の聲」のプロジェクトで見聞したこと、「星座」の尾崎主筆から吸収したものから得た感触だ。

 現代詩の批評基準と尾崎主筆の評価l基準に基づく。ほぼ評価に大きな間違いはなかろう。


 だが僕が出詠した作品にも課題がいくつか見つかった。ここが歌会(作品批評会)の怖いところ。自分の作品を客観的に見る難しさとともに、歌会に出る積極的意義を感じる。


 「運河の会」の山内元代表は若い頃、一か月に4回の歌会に出詠していたそうだ。歌会(作品批評会)は研鑽の場である。




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