かまくら歌会 2020年12月 オンライン歌会
コロナ禍のもとで今回もオンライン歌会。メールのやり取りによる批評会となった。
僕の批評。
「特定の読者だけに共感されるのではないか。普遍性が欲しい」
「数詞を限定(捨象)できないか」「俳優の個人名があるが俗臭はない」
「表現が鮮明ではない」「もっと的確な言葉はないか」
「下の句に独自性が欲しい」「数詞を避ける方法はないか」
「助動詞の用法の工夫」「作者の位置が分からない」「実感のある作品だ」
「実感があり作品の重量感がある」。
僕は相聞を出詠したが、作歌の直後の出詠だったので、推敲が足りなかった。そこをベテランの参加者が見抜いていた。「さすがだな」と思い知らされた。