「星座α」第38回定例歌会 於)鎌倉浄妙寺石窯ガーデン 7月14日
初心者が集まった「星座α」。最近、作品が充実してきた。「星座かまくら歌会」と遜色のない作品が出詠される。
尾崎左永子主筆は、ここでも「独自性」を強調する。「個性が出始めた」という言葉に端的に表れている。
様々な批評がなされた。
「着眼点は面白いが、言い過ぎている」「短歌は31音なので主語はひとつで」
「直接的な表現を目指せ」「自分の目で見よ」「言葉に修飾語が多すぎる」「表現が甘い」
「題材は面白いが工夫が必要」「時間が限定されていないので、内容がハッキリしない」
「結句の助詞、助動詞に留意せよ」「初句で作品の良しあしが決まる場合が多い」
「旅を素材にすると日記的になる」「読者の目を持て」「声に出して確かめよ」
「細かすぎると事実報告的になる」「結句の音数を考えよ」。
かなり高度な批評だった。その批評を受け止められるまでに参加者の作品の水準が上がってきたということだろう。
僕の独自性、目指す方向がみえてきたようだ。