『スクエアパネル』 品質編
弊社で実用新案を取得した「建築資材正方形木製パネル」の名称です。
このスクエアパネル製品として世に出すには、
製品を開発する上で色々な方に意見を求めることにしています。
一番最初に意見で出たのが、「パレットで建築資材になるのか?」という点でした。
確かに運送用のパレットには、建築資材のような厳密な製品基準がありません。それなりに基準自体はあるのですが、建築資材にするには建築資材の品質と同じ品質基準が求められます。
言い換えると、建築資材の品質基準に当てはめて、パレットは基準をクリアできるか?
ということです。
当たり前な意見です。
しかし、ここで大きな問題が生じます。
品質を上げる生産をすれば、今までとは違う設備を整備しなければなりません。
私は、あることを思い出しました。
宮崎の杉の強度のことです。
宮崎県の杉の強度(ヤング係数)は、他県よりも極端に低いということです。
構造材として致命的な欠点を宮崎県は、別の視点で考えたのです。
弱いなら弱いことをきちんと証明して使ってもらえれば良いということでした。
木造建物の設計をする場合
杉の強度をヤング係数90から70と言っている時に宮崎県の杉には、ヤング係数50を示しました。
とても勇気のいることなのですが、宮崎県はデータを揃え出したのです。
建築の仕事をしていて強度が強いものを求める風潮がある中、かなり低いヤング係数50を打ち出しました。時には、「如何なものか」と言う意見も出てきましたが、
構造の設計者からすれば、明確に性能が表示されれば、その性能で設計すれば良いことなのです。
強いことが曖昧なものより、しっかりとデータを取り確かな数値で設計すれば、品質が担保てできることこそ重要なのです。
そこで、極普通パレットをパレット工場に製作してもらいました。
データはまだまだ、必要ですが、いくつか試験をしておおよそのデータを揃えました。
結論は、十分、建築資材になるということです。
弊社で実用新案を取得した「建築資材正方形木製パネル」の名称です。
このスクエアパネル製品として世に出すには、
製品を開発する上で色々な方に意見を求めることにしています。
一番最初に意見で出たのが、「パレットで建築資材になるのか?」という点でした。
確かに運送用のパレットには、建築資材のような厳密な製品基準がありません。それなりに基準自体はあるのですが、建築資材にするには建築資材の品質と同じ品質基準が求められます。
言い換えると、建築資材の品質基準に当てはめて、パレットは基準をクリアできるか?
ということです。
当たり前な意見です。
しかし、ここで大きな問題が生じます。
品質を上げる生産をすれば、今までとは違う設備を整備しなければなりません。
私は、あることを思い出しました。
宮崎の杉の強度のことです。
宮崎県の杉の強度(ヤング係数)は、他県よりも極端に低いということです。
構造材として致命的な欠点を宮崎県は、別の視点で考えたのです。
弱いなら弱いことをきちんと証明して使ってもらえれば良いということでした。
木造建物の設計をする場合
杉の強度をヤング係数90から70と言っている時に宮崎県の杉には、ヤング係数50を示しました。
とても勇気のいることなのですが、宮崎県はデータを揃え出したのです。
建築の仕事をしていて強度が強いものを求める風潮がある中、かなり低いヤング係数50を打ち出しました。時には、「如何なものか」と言う意見も出てきましたが、
構造の設計者からすれば、明確に性能が表示されれば、その性能で設計すれば良いことなのです。
強いことが曖昧なものより、しっかりとデータを取り確かな数値で設計すれば、品質が担保てできることこそ重要なのです。
そこで、極普通パレットをパレット工場に製作してもらいました。
データはまだまだ、必要ですが、いくつか試験をしておおよそのデータを揃えました。
結論は、十分、建築資材になるということです。